riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">ドラマ東京裁判に有名俳優監督が出演</span>



あ、映画トラと漂流した話や巡り合わせのお弁当のイルファン・カーン
では有りませんか。知的な雰囲気が好きです~
知ってる俳優さんが出ているとドラマががぜん面白くなります。



塚本 晋也が竹山道雄役で出演。ビルマの竪琴の!
ドイツ文学者で東京裁判のローリング氏と関係があったとは
ローリング役の俳優、
ローリング氏にヘアースタイル、似せています~

昨夜、東京・西荻窪で会合までの時間つぶしに古書店をのぞいたところ、以前から探していた竹山道雄氏の「ヨーロッパの旅」(新潮社、昭和32刊行)を見つけました。50年以上前の本にしてはきれいな状態で、なんと100円でした。(この本読みたい!)

この本には、竹山氏が昭和30年から31年にかけてイタリア、スイス、ドイツ、オランダを歩いて見聞きしたこと、考えたことが記されています。この本を私が手元に置いておきたかったのは、竹山氏が東京裁判のオランダ代表だった旧知のローリング判事を訪ね、東京裁判について意見を交わす部分がとても興味深いからです。竹山氏はこう書いています。

《……長身のローリング氏が玄関に立っていて、「待っていました、タケヤマサン」といって、しっかりと手を握ってくれたときはうれしかった。

書斎に通されて、坐って、八年ぶりの再会の挨拶もすまないかのうちに、話はもう極東裁判のことになった。「あの判決はあやまりだった」と、ローリング氏は感慨をこめた面持ちでこちらをじっと見入りながら、いった。「もしあの裁判がいま行われれば、あのようには考えられないだろう。俘虜虐待など通常の戦争犯罪は別として、政策の結果として起こったことに対しては、ああいう結論にはならなかっただろう。おおむねインド人のパルのように考えただろう」(中略)←

2016年12月12日 - 70年前、世界から集まった11人の判事が「戦争は犯罪なのか」という根源的な問いに 取り組んだ「東京裁判」(極東 ... の末にようやく判決へ達したという、舞台裏の姿だった。 11人が繰り広げる、緊迫感あふれるヒューマン・ドラマを全4話で描く。

出演】ジョナサン・ハイド,ポール・フリーマン,マルセル・ヘンセマ,イルファン・カーン,マイケル・アイアンサイド,【司会】三宅民夫,【語り】草笛光子伊東敏恵

こちらにも詳しい記事http://fanblogs.jp/sumanonikki/archive/772/0

昔のニュースで裁判所で後ろから東条の頭をぽかりとやった男がいてそればかり思い出します。

天皇も自分の部下を絞首刑にされて、沖縄を差し出しアメリカに協力するだけだったの?

広島長崎の原爆投下された責任も文学者ではないので言葉の彩は分からないと
はぐらかしたひと。

これは特殊な事情があるのです。というのは自らの罪を否認することで天皇(昭和天皇)に対して戦争犯罪を追及させてはならないと考えていたようです。彼らは被告同士では結構対立していたのですが、この点だけは一丸となって天皇を守るという意思統一をしていたフシがあります。

 そしてこれまた歴史の一コマの話ですが、アメリカ側は昭和天皇を占領統治に最大限利用するために訴追しない方針でした。しかしいわゆる戦勝国の中ではウェッブ裁判長のオーストラリア、中国などは訴追すべきとの主張を持っていました。ただ裁判開始時には、ほぼこの問題は決着していたとも言われています。



あのゾルゲと恋人関係だった..... ドイツ人音楽家のエタ・ハーリッヒ= シュナイダーも登場し、素敵な演奏シーンも流れました。

判事たちの考えの違い、個性が面白かった。
今は明治村にある帝国ホテルのシーンにも興味深々です。

有名な椅子等も登場。皆たばこプカプカの当時。
今の帝国ホテルはねえ。

追記
中国の梅判事役の俳優が昭和天皇に似ています。

戦争に対する罪(平和に対する罪)(A級戦犯)」に反対していたオランダの判事が意見を翻す。

ロシアの判事との会話が面白かった。ナポレオンは二度戦争に負けて死刑にならずに流罪になった。オランダの判事は、「当時、戦争を裁く国際法が無かったからだ」と言うが、ロシアの判事は「戦争で負ける度に指導者の首が飛ぶのを恐れたからだ」というのだ。ここで、「戦争に対する罪」を認めることは戦争の抑止力になると考え始めた。太平洋戦争中には、「戦争に対する罪」を裁く法がなく、そのかどで有罪にするのは事後法の適用にあたる。事後法の適用は本来あってはならないが、その点について妥協しようと思ったようだ。

それに対してインドのパル判事は、国際法の発展を急ぐべきでないと主張する。「戦争に対する罪(平和に対する罪)」に明確に反対しているのはインド人判事だけになった。

オランダの判事が第1話でナンパに成功して、第2話でお叱りを受けたヴァイオリンのお姉さん(エタ・ハーリッヒ・シュナイダー)は、日本のクラシックの母とも呼ばれ、ロシア人スパイ・ゾルゲと恋愛関係にあったこともある人だ。なぜか第3話では、仲良くなっており、被告の家族とオランダの判事を引き合わせようとして判事から断られた。