riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">原発事故の費用を利用者に負担させる!?西さんからのメール</span>

みなさま   西英子です。

訂正です。
みなさま  西英子です。
 
今日送りましたメールの訂正です。
 
「送配電部門には「総括原価方式」が適用されませんので」
 
は誤記です。「適用されますので」が正しいです



前回お伝えしましたように、30日の夜の金曜行動はお休みです。
次回は1月6日の夜 18時~19時 中電本店前です。

25日の夜、沖縄基地反対の街宣に行きました。
中電前でいつも一緒に行動するメンバーもたくさん集まっていましたよっ。
「23日の中電前がお休みでさみしかった」という女性にも出会いました。
私も彼女と同じ思いで、家にいても落ち着かなかったですよ。
1月6日の夜に、みんなとお会いできるのを本当に楽しみにしています。
来年こそは、再び「原発ゼロ」にするためにガンバリましょうね。

福島原発事故の費用は電気料金でまかなうという案への意見

東電が起こした福島の事故負担を国民に押しつける政府案、私たちにこれを了解せよというのです
政府は東京電力が自前でまかなえない分を電気料金で集
める案をつくりました。
1月17日締め切りで、意見募集(パブリックコメント)をしています。
みんなで意見を出しましょう。要領は末尾に書きます。

負担の総額 21兆5000億円です。
その内訳は

損害賠償費 7.9兆円
廃炉対策費 8 〃
除染費 4 〃
中間貯蔵施設費 1.6 〃

(1)託送料金で徴収は反対
どの会社の電気を使っても、送電網を使うだけで、福島第一原発事故
廃炉・賠償と通常の原発廃炉費用の一部を「託送料金」として徴収されるのです。
事故の最大の責任者である東京電力の経営者、株主、債権者(金融機関)
は何の責任も取っていません。

国民に負担を求める前に、資本主義のルールに沿って東電を破綻処理し、株主や取引金融機関にも責任を取らせるべきです。
(2)原発の電気の押し売り
あからさまな原発優遇策です。電力自由化の目的は公正な競争であったはずです。
原発の電気を使いたくないので新電力と契約した人もいるのですが、その人たちにも
原発の費用を負担させるのです。だまし打ちです。

(3)送配電部門は「総括原価方式」

もう一つの問題は、電力の送配電部門には「総括原価方式」が適用されませんので、
「托送料金」に乗せてしまえば電気料金に転嫁することができるのです。国会や国民
の目が届かないところで処理できるというわけです。
(4)「過去の分」も払え
政府がいう賠償費の理屈もおかしいです。「賠償費は本来、福島の事故の前から確保
しておくべきだった。この『過去分』は今後すべての電気利用者が負担するのが公平だ」
というのです。原発の「安全神話」を宣伝して事故は起きないと言って積み立てを怠って
いたのは大手電力会社と政府です。それを今になって「過去分」も利用者が払えという
のはあまりにも理屈が合わないです。



(5)電力会社が負担すべきもの
本来、損害賠償費や廃炉費用は電力会社だ負担すべきです。東電が破綻処理
して、経営者、株主や金融機関が債権を放棄して、資金を捻出すべきです。
それをしないで、電気利用者に負担させようとするのはどう考えてもおかしいです。


〇1月17日までに意見募集(パブリックコメント)をしています。
短いものでも結構です。政府案に異議を申し立てましょう。

私たちがひとりでも多く怒りを込めて提出することが、政府への大きな圧力になります。


◆ 電力システム改革貫徹のための政策小委員会「中間とりまとめ」
 に対する意見募集(任意のパブコメ)1月17日まで
(e-Gov) 
http://goo.gl/nNVW3E


○「中間とりまとめ」(本文31ページ)http://goo.gl/vEVKjR

○「中間とりまとめ」概要(添付)  http://goo.gl/YxIKRc

パブコメの参考ページ
原発事故費用・廃炉費用-
東京電力が責任を取らないまま、国民負担でいいの??」
https://publiccomment.wordpress.com/2016/12/20/baisyohairo/

パブコメの文例もあります)


〇 この1年間、私どもの主催する講演会と映画上映会にたくさんの方に
ご参加いただきありがとうございました。
来年の5月には私は80才になります。私の願いは、普通に歩けるようになって
デモも最後まで歩けるようになりたいです。今、そのためのリハビリをしています。
みなさまがいろいろ支えてくださっていることに感謝しております。
みなさま よいお年を!
2016年12月28日 西英子