riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">廃炉作業を考える、西さんからのメール</span>

みなさま  西英子です。
 
〇 パブリックコメントの提出のFAX番号の訂正
 
12月28日のメールでお知らせしましたFAX番号が間違って
いました。資源エネルーギー庁に確認しましたら、
 
正しくは 03-3580-8485 です。
 
役人が間違えたのです。たよりない役所ですね。
 
〇 「託送料金」の補足説明。
この料金は、全国のすべての電気利用者が負担させられます。これは
「送電網の使用料金」ですので、これに上乗せして「発電」にかかわる原発廃炉
の費用を徴収するのは禁じ手です。まして、原発を持たない新電力の契約
者に請求するのは2重におかしいです。
雑誌「科学」(岩波書店)の11
月号に醍醐聰東大名誉教授が詳しく書いています。(西光之輔)
 
〇 福島原発事故廃炉費用についてお知らせしましたが、これから何十年先
廃炉作業にたずさわる作業員が確保できるのか、たいへん心配です。
 
 私が3月26日に上映会をする映画「太陽の蓋」には、郭智博という俳優
が演じる修一という作業員が登場します。事故の収束作業に命掛けであたった
一人として描かれています。
 地震発生から翌日の3月12日に1号機の原子炉建屋が水素爆発しました。
続けて3号機で、2号機で連鎖して起こりました。修一青年は「俺たちの番だ!」
と使命感をもってたち向かったのですが、私は修一青年が受けた被曝が心配です。
 
 作業員が所属する下請け会社自身が仕事を取れなくなって、作業員を解雇する
ことなどもあって、仕事が安定しなくて不安ですので人が集まりません。
 被曝して病気になっても、なかなか労災を認めてもらえないし、何の保障もあり
ません。作業員たちは「俺たちは使い捨てだ」と言っているそうです。
 これから、ますます少子化になります。廃炉作業員の確保は難しい時代になって
きます。
 従来のような下請け、孫請けという、親方の中間搾取があるような構造を変えない
作業する人が集まらなくなるのではないでしょうか。
また、被曝をしなくても作業ができる方法を研究することも緊急の課題です。
以上 映画「太陽の蓋」を観て思ったことを書きました。
 
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3/26(日)映画『太陽の蓋』上映会
                       3.11の日本のメディアの報道は真実だったのか?
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日時/ 3月26日(日)13:30~16:15(上映時間130分)

場所/ イーブルなごや(女性会館)3階ホール
     地下鉄 「東別院」1番出口東へ3分

映画/ 『太陽の蓋』上映会
    地震国にいっぱい原発を造った人たちは、事故の責任を取らないばかりか、
    事実を正確に伝えていない。
         この映画で語られた事実は日本のメデイアが伝えてきたものと大きく違う。
    真実に一番近い情報を元にドラマとして構築した。 
    モンスターである原発をコントロールしょうとすることは、太陽に蓋をしようと
    することと同じ。人間には不可能である。

参加費/1000円(原発事故避難者は無料)

主催/ 上映実行委員会  

問合せ/西英子 052-808-3241