riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">関電包囲全国集会の報告 西さんからのメール</span>

みなさま   西英子です。
 
27日の夜は 金曜行動です。
 
中電本店前  18時~19時  暖かくして行きましょう。
 
 
〇 22日は、大阪での講演会と集会に参加しました。
  名古屋からの参加者は8名。
  私は歩行器がないと歩けないので、地下鉄とタクシーを利用して
  名古屋市内しかでかけられません。今回は一緒に行った人たちに
  助けていただきました。
 
1.講演会のテーマ『核燃料サイクルにとどめを!~巨大地震が来る前に』
 広瀬隆さん「核燃料サイクルをぶっ壊せ!」の講演をはじめ、福井の
 中嶌哲演さんら5名がお話しされて、すばらしい集会でした。
 その記録はDVD(約2時間)を購入しますので、みなさんと一緒に観て学習
 しましょう。
 
2.浜原発うごかすな! 関電包囲全国集会
 
 関西電力本店前の集会では雨はやみましたが、ビル風が強くて本当に
 寒かったです。
 10000名が集まり、全国から集まった18団体の人たちがスピーチしました。
 滋賀県からは、訴訟を支える会共同代表の辻義則さんと、弁護団長の
 井戸謙一さんが力強いスピーチをされました。
 
 大津地裁で高浜3.4号機の運転禁止を命じる画期的な仮処分を決定し、
 運転中の原発は停止しました。
 動いている原発を司法が初めて止めたのです。
 今、大阪高裁で行われている抗告審は12月26日に審理を終了し、2月には
 決定が出されようとしています。
 大阪高裁での抗告審でも、高浜原発3.4号機うごかすな!の決定を勝ち
 とれば、脱原発の動きは一気に盛り上がると確信しています。
 
 『原発NO!』の声を関電に突き付けようと行われた集会でした。
 私は、いっしょに行ったみなさんが支えてくださったからこそ参加できました。
 ありがとうございました。
 私が昨年の秋に主催した講演会ですばらしい講演をしてくださった井戸謙一
 弁護士にお会いできて、とてもうれしかったです。
 
 
 
〇 電気料金が青天井で上がる!? 
  
  雑誌『女性自身』1月20日の掲載より抜粋して紹介します。

(1)国のエネルギー政策や原発の発電コストを研究する大島堅一さん
   (立命館大学教授)の訴え。  

 経産省は、本来、東電が支払うべき福島第一原発事故の処理費用
を“電気代”に上乗せできるシステムをつくり、国民に支払わせようとし
ています。これを許してしまえば、今後、国民が支払う原発事故処理費用
は、青天井になる可能性があります。
 
 政府が試算した電気料金の値上げ額、年216円も事故処理費用の一部
を上乗せしたまやかしにすぎない。

 経産省は、「原発事故に備えて、以前から賠償費用を積み立てておくべ
きだった」として、次のような突拍子もない案をひねり出した。
 「日本に原子力発電所ができた66年から、事故が起きるまでの45年分を
さかのぼり、“過去分”の賠償費用として、電気料金のうち“託送料金”
と呼ばれる送電線使用料に上乗せして、2020年から40年かけて電力利用者
から回収する」というのだ。
 上乗せされるのは、現在想定される賠償総額7.9兆円のうち、“過去
分”の賠償金相当額2.4兆円。

 これはまるで、40年前に食事をしたレストラン
から、『食事代が不足していたので負担してください』と、請求書が届く
ようなもの。そもそも政府は、『原発は安全だ』と言い続けていたはずだ。

 廃炉・汚染水費用や核燃料汚染物質を貯蔵する費用などをあわせる
福島第一原発事故の処理分だけで、現在でも総額3,009億円、上乗せが
増える20年以降では5,640億円にのぼります。3人家族で平均的な電力使
用量の家庭で試算すると、現在、事故後から電気料金が1,689円の値上げ
されている。2020年以降はさらに今よりも値上がりし、月額3,000円以上の
上乗せになる。 

 8兆円かかるといわれる廃炉費用だが大島氏は、そのような額ではすま
ないだろうと、こう指摘する。
 「廃炉でいうと、“デブリ”と呼ばれる溶けた核燃料が、事故炉の底で
どういう状態になっているかもわからないし、取り出し方法も決まってい
ない。だから、廃炉費用はこれからいくらかかるかわかりません。
 
 電気料金は青天井で上がることになるのか?
 
(2)「国民負担を強いる前に、まずやるべきことがあります」と語るの
は古賀茂明さん(元経済産業省官僚。脱原発の発言などで報道ステーション
のコメンテータをクビになった方)。 
 
「国民が負担する事故処理費用の一部が、東電にお金を貸しているだけ
で年間何億円もの利息を得る銀行や、原発事故後に底値で東電株を買った
株主に流れています。東電をJALのようにつぶれた会社として扱って借
金を棒引きするなどしたら5兆円は捻出できる。その分、国民の負担は軽
減できます」と。
 
 
〇 私たち消費者はどうすればいいのか?
 
経産省は電気料金に上乗せする国民負担額を「月平均でわずか18円、年
に216円値上がりするだけ」といっています。私たちは「18円」に
だまされないようにしましょう。
原発事故の処理費用はこれから何10年も増えていきます。国民が知らな
いところで、こっそり上乗せされます。
原発の電気を使いたくないと、再生可能エネルギーの会社に切りかえた人
の電気料金からも支払うようにされます。

放っておけば、半永久的に電気料金が上がり続けます。
今回の上乗せは、昨年末に政府は閣議決定しました。国会で審議されません。
事故を引き起こした東京電力が、破綻処理して解体し、責任をとることから
対策をはじめるべきです。国民に負担を押し付ける今回の決定は本末転倒
です。
みなさん、私たち消費者一人一人が声をあげましょう。
電気料金に上乗せするな!と。
 
 
 
〇 福島の原発事故から3月11日で6年になります。
 
  放出された放射性物質は、長期にわたって地域を汚染し続けています。
  それでも現在、川内原発伊方原発が再稼働しています。
  再び、原発ゼロにして、安心して暮らせる社会にしたいです。
 
  映画『太陽の蓋』をひとりでも多くの人に観ていただくて、上映を企画
  しました。 よろしくお願いします。
 
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3/26(日)映画『太陽の蓋』上映会
                       3.11の日本のメディアの報道は真実だったのか?
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日時/ 3月26日(日)13:30~16:15(上映時間130分)

場所/ イーブルなごや(女性会館)3階ホール
     地下鉄 「東別院」1番出口東へ3分

映画/ 『太陽の蓋』上映会
    地震国にいっぱい原発を造った人たちは、事故の責任を取らないばかりか、
    事実を正確に伝えていない。
         この映画で語られた事実は日本のメデイアが伝えてきたものと大きく違う。
    真実に一番近い情報を元にドラマとして構築した。 
    モンスターである原発をコントロールしょうとすることは、太陽に蓋をしようと
    することと同じ。人間には不可能である。

参加費/1000円(原発事故避難者は無料)

主催/ 上映実行委員会