<span itemprop="headline">昭和の事件にふれた吉永春子</span>
なぜ私はこんなにも夢中になって走ってきたのだろう
それっ事件だ!飛び出せ!
戦後の大きな事件の現場に飛びこみマイクを持って突撃取材!
今も走り続ける”報道のお春さん”奮闘記
私が報道現場に飛びこんだ昭和30年、所属のラジオ報道部は、大新聞社へのコンプレックスに押しつぶされそうになっていたが、今に追い越してみせるぞという気概と自負に満ち満ちていた。
時代も熱気がたちこめていた。そのなかで肩に重い録音機をくいこませながら無様な姿で走り廻り、錬えられた。そしてニュースの面白さに一人で興奮していた。
――あとがきより
ラジオ・ルポルタージュ「ゆがんだ青春 全学連闘士のその後」1963年 - 全学連幹部島成郎・唐牛健太郎らが、右翼の田中清玄から資金供与を受けていた事実を暴露した。 テレビ・ルポルタージュ「天皇と未復員」1970年 - 民放連優秀賞受賞 「魔の731部隊」1976年 - ワシントン・ポストに紹介され、世界各国で放映された。 「現代武器商人を追う」
先日、テレビで吉永さんの「魔の731部隊」を観たので著作読んでみました。http://www.bs-tbs.co.jp/news/yoshinagaharuko/
政財界の黒幕永野護に就職を頼みに行った
これには驚いた、
正直なのでしょう。
当時はまだ女性が働くことは一般的でなかった、 しかも報道の世界で。
周恩来首相は「岸総理はアメリカを恐がっているようだ。 こちらの方はアメリカとの階段は月1回行っているのだ。 韓国の李承晩大統領はアメリカにたてつき、金を出せと言えばアメリカは金を出している。一番臆病なのは岸だ」
松川事件、下山事件の真実が知りたいと言うと 矢田美喜雄はじろりと吉永さんをみて 「君のような女の子が真相とか真実とか言って取材するのは無理、 あの事件はそんなものじゃない、無理だよ、止めなさい。やめといた方がいい。」
画家がそんな微妙な毒がもれるはずないのに死ぬまで収監されたのです。
彼女は浅沼稲次郎暗殺事件現場にもいた。
ケネディ大統領暗殺の日
飛んできた灰皿
天才作曲家の沈黙
など興味深い事件が並ぶ。
未復員兵 今も、国のため、天皇のために働きたいと言う気持ちを 持ち続けている精神病者、
戦場や軍隊内で精神障害の病におかされたまま70年も入院