riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

宝塚で百姓一揆の話雪組公演『星逢一夜(ほしあいひとよ)』

今日は宝塚雪組公演『星逢一夜(ほしあいひとよ)』
『Greatest HITS!』を観ました。
 
宝塚で百姓一揆の話と評判の舞台です。
 
今年退団されるトップです。
退団公演は何と「幕末太陽伝」
昔テレビで観た古い映画です。
 
懐かしいフランキー坂井、裕次郎左幸子南田洋子西村晃
小沢昭一…そうそうたる役者たち。
 
 
 
 
このプロローグから胸が~皆さん泣きます。
 
友人に早霧ファンがいるので「ルパン3世」「星影の人」も録画してくれました。早霧さん、「るろうに剣心」など作品に恵まれてます。
 
不運だった故大浦みずき、駄作が多かった、活かすも殺すも作品しだいです。
昨年録画観て生は今回が初めて。
 
 
初演とは主人公の心情などが変化しています。
私にはもう一度録画観ないと詳しいことは言えませんが。
 
 
時は江戸中期、徳川吉宗の治世。とある藩で起きた叛乱を背景に、藩主の子息、天野晴興(あまのはるおき)と身分なき娘、泉(せん)の恋を、烈しく哀切に描きだす。
江戸から遠く離れた九州の緑深き里、山々に囲まれた三日月藩の小さな空を見上げ、天文学に夢中になる少年晴興(幼名 紀之介(きのすけ))は、里の娘、泉やその幼馴染の源太と一緒に星観(ほしみ)の櫓(やぐら)を組みあげて、星探しに明け暮れる日々。晴興は、二人と身分を超えて友情を育むが、少年時代が終わりを告げるころ、別れは突然訪れる。遠い江戸で将軍吉宗に伺候することになった晴興。晴興を思い続ける泉と、泉に心寄せる源太。彼らには思うままにならぬ運命が待ち受けていた。大人になった三人の関係は、巡る星々のもと、目に見えぬ力によって変貌させられて……。
江戸での晴興の躍進は、はからずも三日月の領民らの困窮を招いてゆく。ついに起きた叛乱の中で、晴興と泉、源太の愛は、哀しく鮮烈な軌跡を描いて、破局へと向かい始める。
この公演は、演出家・上田久美子の宝塚大劇場デビュー作となります。
 
脚本が大変良い。
 
誰にでも思うにならない人生
 
この舞台の中で郡上一揆の話が出ます。
 
私は郡上八幡に二年住んだのでその後郡上一揆の映画なども観ました。
 
 
有名な劇団歯車の「郡上の立ち百姓」という舞台もあります。
 
有名な郡上踊りは一揆起こした人たちの決別の唄
 
♪郡上の八幡出て行く時は雨も降らぬに
そで絞る
 
宝塚で一揆の話を作るとは、
しかも皆さん涙涙の感動作。
 
身分違いの恋、
 
三人のお互いを思う気持ちが迫ります。
 
農民が一揆を起こすのは命懸け
 
要求が通ったとしても犠牲は大きい。
 
それでも立ち上がる
 
後には首謀者が分からぬように唐傘連半状なども作られました。
 
今、私たちはどうしたら暮らし良くなるのか。
 
 
 
未見の方はまたWOWOW再放送でもご覧下さい、宝塚を見直します。
 
ショーはお得感一杯です。
 
これも大劇場公演とは季節が変わり、
名古屋だから客席からシャチホコ持ったスターが登場
 
獅子舞も出てシャチホコは電飾ピカピカ
 
一番にインパクト強いのがトップと準トップ男役の鏡のようなダンス、迫力と妖しい魅力が有ります。
 
娘役も頑張ってます。
 
三人の男役が娘役を同時にリフト。
 
ラインダンスも昔より振り付け良くなって楽しい。
 
私はあんまりド派手でキンキン、ぎらぎらより
大浦みずきのようなシンプルな黒エンビのダンスが好みですが。
 
中日ビル3階のお店がスカスカになり寂しい。
 
建て替えでもう劇場は作らないなんて(泣)
 
上手い役者なら二階席てっぺんでも観やすいのに。
 
エレベーターに乗る行列で
 
「これで間にあうの、今まで良くこれでやってきたね、
 
1300客席しかないの」などと聞こえてきました。
 
1階席---950席+車イススペース4 □2階席---466席
 
ミラーボールもないのと言われましたが今回は初めから出てきました。
 
照明も高さ奥行きが出て立体的でした。
 
将軍吉宗が裃姿で変です。
 
主人公も領地に出向くのに裃、
作者はよほど裃が好きなのか。
 
主人公も小藩といえども藩主の子なのに子供時代袴も履いていない。
 
 
 
役者が代わり将軍役や主人公の妻になる人の印象が薄い。