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riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

国は責任取らない!スベトラーナ・アレクシエービッチとフクシマの番組

昨夜のスベトラーナ・アレクシエービッチとフクシマの番組、
やはり観てすごく悲しいけれど事故で哲学的になった立派な庶民の姿に感銘受けます。これを大きな抵抗につなげなければなりません。
 
nyaさん、教えてくださりありがとうございます~
 
アレクシエービッチの著作、出演番組はどれも言い表せないぐらいの
静かな衝撃受けます。
 
 
 
 
 
 
彼女自身被爆し、妹を失い、妹の娘を養女としています。
 
7時からの放送で前半は前に放送したチェルノブイリ事故の被害者のインタビュー。
 
消防士の妻、その夫(原子炉になった夫を看病
 
生まれてすぐ死んだ娘(泣き柄も奪われる)息子、祖父の話も胸がえぐられる思いになります。
 
貧しいゆえに汚染された牛乳を可愛い子供たちに飲ませ続けている親たち
 
避難はしたが戻ってくるお年寄り、彼らが亡くなると村も消滅する、
 
これはフクシマも同じです。
 
後半の一時間は更に哀しいアレクシェイビッチのフクシマ訪問。
 
 
 
2015年ノーベル文学賞を受賞したベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチ。「核と人間」「国家と個人」の問題を考え続けてきた彼女は、昨年11月に福島の原発事故の被災地を訪ね、人々の声に耳を傾けた。前編では、チェルノブイリ原発事故の被ばくで苦しむ人々を訪ね、埋もれていた声を記録する取材に密着。後編では、福島の被災者を訪ね、人々の心の叫びに耳を澄ます。2つの原発事故から浮かび上がった思索とは。

【出演】ノーベル文学賞受賞作家・・・スベトラーナ・アレクシエービッチ
【語り】清水紘治
 
地震津波原発事故の三重苦
 
津波だけなら漂ってその後救助されたかもしれないが、
見捨てざるをえなかった命はどれほどいたか。
 
現実を観なければ。
 
もっと原発関係者は責任感じてほしい。
 
 
 
今も避難所で野草の種の天日干凍み餅や野菜を作る
 
江戸時代の飢饉を乗り越えた食べ物、
 
こういうものをさわっている時は愉しい菅野榮子81歳
 
これですね、救いです。浄化。
 
畑を借りて農作業している。
 
不自由さの中にも好きなことしなければ放射能の中で暮らせない
居場所をもがれたまさに根こそぎ折られた花
しかし
これも私の人生、行きなければ
 
彼女の生命力に心が震えたアレクシェービッチ、私も同様です。
 
避難所が閉鎖されたら帰宅して野菜作ると。
 
立派で大家族で幸せに暮らしていたのに。
 
飯館の厳しい気候が私を育ててくれた
 
土と太陽があったからここまでこられた
 
これをちぎってしまったのが放射能
 
自死された酪農家と隣家の女性、
壁に描かれた遺書「原発さえなければ」は
板打ちつけて観られません。
 
 
102歳で自死したお年寄りの家族の女性
 
 
 
新築して魚屋を再開する夫婦、子供たちや孫は帰れない、
当たり前です。
 
買い物に車がなければ千円の物買うのに6000円のタクシー大が必要。(私は生協にお世話になっています)
 
線量を測り続け、チェルノブイリにも行かれた長谷川健一さん
偉い先生が大丈夫と言ったから皆戻ってきた。
 
これは明日の私たちの姿です。
 
 
飯館に帰る菅野さん、
村や国や企業が安全と安心をどれだけ担保に入れるか、
これからが戦争だ!
 

「国は人命に全責任を負うことはしない」 アレクシエービッチさん、福島で思う

東京外大の立石博高学長(中央左)から名誉博士号を授与され、学生らと記念撮影に応じるノーベル文学賞作家でジャーナリストのアレクシエービッチさん(同右)=28日、東京都府中市の東京外大で(由木直子撮影)
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 原発事故に遭った人々の証言を集めた「チェルノブイリの祈り」などの著作で知られる、ベラルーシノーベル文学賞作家でジャーナリストのスベトラーナ・アレクシエービッチさん(68)が二十八日、東京外国語大(東京都府中市)で名誉博士号を授与され、学生との対話に臨んだ。今回の来日で福島第一原発事故の被災地を訪ねた感想を語り、「明日すべての原発を止めることは不可能でも、何ができるかを考え始めることはできる」と述べた。
 アレクシエービッチさんは二十三日の来日後、福島県を訪れて原発事故の被災地を視察。事故で住居を追われた人々の話を聞いた。福島市出身の同大二年、茂木颯花(もぎさやか)さんに「福島で何を思ったか」と尋ねられ、「チェルノブイリ事故と同じで、国は人の命に全責任を負うことはしないと強く感じた」「全体主義の長い文化があった我が国と同じく、日本社会には抵抗という文化がないようにも感じた」と答えた。
 現在のロシアの覇権主義的な姿勢について聞かれると、「国民の意識の軍事化が行われている。恐ろしい時代になっている」と警鐘を鳴らした。若者へのメッセージとして「どんな状況であっても、人間らしさを失ってはならないと理解してほしい」と語りかけた。
 アレクシエービッチさんは対話に先立ち、「とあるユートピアの物語」と題して講演。市井の人々の言葉をすくい上げ、記録文学を執筆してきた半生を振り返り「一人の話は個人の運命だが、百人の話は歴史になる」「私の仕事は命についての対話と呼びたい」などと語った。
 対話を終えた茂木さんは本紙の取材に「原発が再稼働されるなど、現状に絶望的な気持ちだったが、励まされたような思い。『小さい人』一人一人の証言をまとめた彼女の作品を、すべての人が読むべきだと思う」と話した。(樋口薫)
学生の質問に答えるノーベル文学賞作家でジャーナリストのアレクシエービッチさん(中)=東京都府中市の東京外語大で
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◆アレクシエービッチさん 学生との対話詳報

 東京外語大で行われたノーベル文学賞作家アレクシエービッチさんの講演と学生との対話の詳報は以下の通り。
 学生「福島で何を思われましたか」
 アレクシエービッチさん「昨日福島県から戻ってきたばかりです。『チェルノブイリの祈り』という本に書いたことのすべてを見たというのが、私の印象です。荒廃しきったいくつもの村、人々に捨てられたいくつもの家を見ました。
 国というものは、人の命に全責任を負うことはしないのです。また、福島で目にしたのは、日本社会に人々が団結する形での『抵抗』という文化がないことです。祖母を亡くし、国を提訴した女性はその例外です。同じ訴えが何千件もあれば、人々に対する国の態度も変わったかもしれません。全体主義の長い文化があったわが国(旧ソ連)でも、人々が社会に対する抵抗の文化を持っていません。日本ではなぜなのでしょうか」
 学生「私は原発をなくさなくてはならないと思うが、それは可能か」
 ア「人類はいずれ原発に代わる別のエネルギー源を探し求めざるを得なくなると思います。チェルノブイリや福島のようなカタストロフィーが複数起きることが予測されます。自然が一枚の絵であるなら、人間は登場人物の一人に収まるという形でのみ存在が可能です。自然に対して、暴力の言葉を操って対峙(たいじ)しようとするのは間違いです。それは人類の自殺へ至る道です。
 明日すべての原発をストップさせることは不可能です。では、何を始められるのか。それは何ができるか、何を作ればいいのかを考え始めることです。ロシアのようにミサイルにお金を使うのでなく。現在の一番主要な問題はエコロジーだと私は思います」
 学生「ロシアで『アフガニスタン侵攻は正しかった』との再評価が進んでいると聞き、危惧しています」
 ア「新たな愛国主義、命を惜しまず偉大な国を守ろうという言説が広がっています。現代は旧ソ連の時代よりも恐ろしい時代になっています。アフガン侵攻の取材時は、戦死した兵士の家を訪ねると、母親が『真実を書いてください』と叫んでいた。でも、今は遺族に拒まれることが非常に多くなった。『真実を語ると遺族報償金が入らなくなる』と説明されます」
 学生「私はウクライナ人ですが、ロシアとの関係を良くするために何ができるでしょう。また、あなたの本は両国にどんな影響を与えていると思いますか」
 ア「あなたは芸術にグローバルな役割を求めていますが、私は宗教や芸術はより繊細なレベルで機能するものだと思います。一人一人の人間の心を和らげるとか、人生を評価するとか。私はアフガニスタンで死体を見ました。ひどい光景、非人間的な光景でした。あなたのような若い人に言えることは一つ。どんな状況であっても人間であり続けること、人間らしさを失わないことだと思います」
 学生「チェルノブイリソ連崩壊などで絶望に陥った人々はどうやって自分を救済したのでしょう」
 ア「人は意外に多くのものに救われています。例えば愛。自然や音楽、毎朝コーヒーを飲むというルーティンの行動にも、偶然にも。さまざまなつらいことがありますが、人生は興味深く、生きるのは面白いと私は思います」

◇講演要旨

 私の本には普通の人が登場し、「ちっぽけな人間」が自分の話をします。ささいなこと、人間くさいこと。いつも日常の言葉から文学を作ろうとしてきました。どの本も五年から七年かけ、五百人から七百人の人生を書き込みます。私は見過ごされた歴史を追う、魂の歴史家です。
 最初の作品では、女が目にした戦争を描きました。戦争では人間だけでなく、命あるものがみな苦しむ。自然は声なく苦しむので、さらに恐ろしい。チェルノブイリ原発事故は想像を絶しました。至る所に死が潜んでいました。目に見えない、耳にも入らない「新しい顔の死」です。これは未来の戦争、前代未聞の新しい戦争だと思いました。
 多くの放射性物質は百年、二百年、一千年は放射線を出し続けます。放射能に国境は存在しません。チェルノブイリは時間の感覚や空間を変え、「自他」の概念も消滅させました。
 アフガニスタン侵攻と原発事故は、ソ連という帝国を崩壊させました。社会主義から資本主義に急転換して社会が混乱する中、プーチンスターリン体制を素早く復元しました。人々はおびえ、何が社会で起きているのか理解できません。自由への道のりは長い。どうして苦しみは自由に変換できないのでしょうか。私は時代を追います。人間を追い続けます