riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

弱者に寄りそう「私はダニエル・ブレイク」

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素晴らしい映画です。
 
有料入場者1名につき、50円寄付されます。
30年続くダニエル・ブレイク基金
 
世界的に冷酷で嘘つきの政府が幅利かせています。
日本では凶暴な人たちが共謀罪で国民を縛りつけようとしている中、
見たくなった映画です。
 
こんな映画もあります。
「すべての政府は嘘をつく」←ネット配信しています。
 
 
「私はダニエル・ブレイク」は心に染みいる映画です。
 
妻を長年介護死一人暮らしになったダニエルは
自分は心臓病で医者には働くなと言われているのに政府は
仕事せよと言う
 
彼が正直で良心がある人なのでこうなる。
 
彼は自分が困っているのにシングルマザーと子供たちを助ける男性。
 
脚本、俳優がとても良い。
 
隣の黒人青年やシングルマザーの女の子も忘れられなくなります。
 
ユーモアがあり優しい心使い。
 
フードバンクに行く等本当は辛い、嫌なのに。
 
人間には自尊心が有ります。施しでなく当然の権利です。
 
シングルマザーが空腹でフフードバンクで思わず食べ始め
泣く、なけます。
 
優しい人はどこでも入るのに、政府は冷酷。
 
日本でも憲法25条の健康で文化的な生活を営む権利のために
闘った朝日茂さんがいます。
 
当時死の病と言われた結核で入院しながらこの25条を現実のものとするために壮絶な闘いをしました。
 
 
ローチ:そうです。この映画の中で起きた出来事は、ほとんど全て現実でも起きたと言えます。例えばフードバンクのシーンはグラスゴーのフードバンクで実際にあった出来事ですし、それから貧しい女性の売春の話も、実際に聞いた話でもあります。ダニエルを巡ってジョブセンターで起きていることも全部本当にあったことです。
例えば、国の健康査定で仕事ができる言われ、その後病気で亡くなってしまうというようなことも起こっています。心臓が悪く、それから心の病も持っていた人なんですが、医者には仕事を止められているのに、国からは働けと言われて職安に行ったらしいんですが、職安を出た直後に亡くなったそうです。プレッシャーが大きすぎたのが原因らしいのですが、こうした話は数多くあって何度も何度も繰り返されているんです。
 
 
 
 
 
ある日、職業安定所で1人の女性が冷淡な扱いを受けているのを見かねて割って入る。2児の母であるケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)は面談に遅刻したことを理由に厳しい措置を言い渡され、最低限の生活に必要なお金にも事欠いている。新しい町に来たばかりでバスの仕組みが分かっていなかったのだが、職業安定所はそうした事情を考慮してくれない。
ベテラン映画監督のローチは筋金入りの左派で、非合法の人工妊娠中絶、死刑制度、スペイン内戦、北アイルランド問題などの数々の社会問題や、経営者による労働者の搾取をテーマにした作品を撮り続けてきた。
これまでの作品で労働組合の意義を訴えてきたローチは、今作ではほかの人を助けようとする人たちをたたえている。地域のフードバンク(寄付で集めた食料を貧困者に配布する施設)をつくったり、病気の友達の世話をしたり、途方に暮れた老人にコンピューターの使い方を教えたりする人たちは、労働組合の団結が失われた暗い時代に差す一筋の光と位置付けられる。
英政府は昨年秋、障害者手当の審査を緩和することを発表した。厳しい審査が多くの自殺者を生んでいるとの指摘があることが、理由の1つだった。この映画が公開された影響もあったのかもしれない。
アメリカの観客は、ダニエルの医療費を国が負担してくれるだけましと思うはず。そんな意味でもさまざまな人の心に訴え掛ける作品と言えるだろう。
[2017年3月21日号掲載]
<映画情報>
I, DANIEL BLAKE
『わたしは、ダニエル・ブレイク』http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/03/post-7189_2.php
 
2016年・第69回カンヌ国際映画祭で、「麦の穂をゆらす風」に続く2度目の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。イギリスの複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿が描かれる。イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいた。シングルマザーのケイティと2人の子どもの家族を助けたことから、ケイティの家族と絆を深めていくダニエル。しかし、そんなダニエルとケイティたちは、厳しい現実によって追い詰められていく。
 
天使の分け前ぐらいしか観ていない。
もっと観たい

映画館に缶詰が山積み!カンヌ最高賞、ケン・ローチ新作で広がるチャリティーの輪

シネマトゥデイ 3/21(火) 21:14配信
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 第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)に輝いたケン・ローチ監督の最新作『わたしは、ダニエル・ブレイク』を上映中の映画館ヒューマントラストシネマ有楽町で、家庭内に余っている食料を持ち寄り、必要な人に再分配する“フードドライブ”を実施。3月18日から20日の3連休で、劇場に設置された机の上には、山積みになるほどの缶詰が集められた。

映画ができるチャリティーの形 画像ギャラリー

 本作は、労働者階級や移民など、弱者に寄り添った作品を多く発表してきたイギリスの巨匠ケン・ローチ監督が、世界中で拡大しつつある格差や貧困にあえぐ人々を目の当たりにし、「今どうしても伝えたい物語」という思いで制作。心臓の病気で医者から働くことを止められたダニエルが、政府の理不尽で複雑な制度に苦しめられる中、2人の子供を抱えたシングルマザーのケイティと出会い、家族のような絆を深めていくさまを描き出す感動作だ。18日の初日以降、満席の上映回が続出するなど、注目の作品となっている。
 今回のフードドライブでは、家などで余っている賞味期限が1か月以上ある缶詰などを持ち寄ってもらい、それをまとめて施設やフードバンク団体などに寄付。食料を必要としている人に再分配する。「誰もが享受すべき、生きるために最低限の尊厳」「人を思いやる気持ち」という本作のテーマにちなんで、映画館を舞台に展開することとなった。
 劇中には、ダニエルとケイティが配給券を持ってフードバンク団体を訪ねる場面がある。そこでケイティは、空腹のあまり無意識のうちに子供たちの食料を口にしてしまうが、ハッとわれに返り、おえつする。後悔の念から自らを責めるケイティだが、ダニエルは「君は悪くない」と優しく寄り添う……。そんな印象的な場面を観た直後ということもあってか、劇場では、観客が関係者にフードドライブについて熱心に尋ねる姿も。一度劇場を出てから近くのコンビニなどで缶詰を購入、劇場に戻って寄付をする観客の姿もあったそうで、映画がこの活動に関心を寄せるいいきっかけとなったようだ。
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主人公は大工で子供たちのために綺麗な物や本箱作ってあげます。
 
 
映画「汚れたミルク」子供たちをまもるため、男は世界最大企業を敵にまわした
 
これも興味深い。不衛生な水で溶かしたミルクを飲んで乳児が死亡した。
母乳ならそんなことないのに。