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riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

こんにゃく座のピュアな「銀河鉄道の夜」

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客席からピアニストたちが現れ、舞台へ。
ピアノ、チェロ、オーボエの表情豊かな演奏です。
ミュージカルのようにマイク付けないせいか、劇団員さんのハートか
題材か、とても聖なる物を感じました。
 
 
哲学的な賢治の作品が理解できません。
わらび座のミュージカル銀河鉄道を観た時ちょっと分かったような気になりましたが忘れてしまいました。トホホ
 
 
 
 
賢治の作品は、オペラにしたくなる魅力にあふれています。ことばのリズムや色合いは、思いがけない音楽を生みだすちからを秘めていて、そしてなんといっても、物語の飛躍力が際立っているのです。
銀河鉄道の夜』は、生きているものと死者の交信、この世とあの世の境界線がえがかれ、果てしない宇宙へ馳せる思いが、多くの人の心をとらえてきました。なにより、銀河を走る列車〈銀河鉄道〉というイメージは、賢治が私たちにあたえてくれた最高のプレゼントではないでしょうか。

オペラ『想稿・銀河鉄道の夜』。
『想稿』の想は劇作家、北村想の想。そして作品を書き直し続けた賢治の『草稿』へのオマージュ。賢治独特の苦い笑いを増幅させた北村想の台本は、作品を貫く孤独感を浮かび上がらせています。
このオペラを通じて、ここではない世界を見据える賢治の視線を、観客のみなさまと共有できたとしたら、作曲者としてこんなにうれしいことはありません。
作曲・音楽監督/萩京子
 
 
北野想氏は大津のお生まれですが高校卒業後名古屋へ。
 
1980年代初頭から、終末的かつ幻想的なその作風が注目され、現在までに様々な作品を発表している。
1979年の『寿歌』を含む書籍『不・思・議・想・時・記』を、「名古屋プレイガイドジャーナル社」から半自費出版で刊行し、岸田國士戯曲賞候補となり、注目される。1984年には、『十一人の少年』で第28回岸田國士戯曲賞受賞。その他にも、1990年には『雪をわたって…第二稿・月の明るさ』を作・演出したことで、第24回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞している。
他、代表作として『想稿・銀河鉄道の夜』『悪魔のいるクリスマス』などがあり、これらは日本の小劇場演劇の新たな形を作っていった作品として知られている。
 
こんにゃく座の名前は80年代のレ・ミゼラブルでジャベール等を演じた佐山陽規氏が在籍していたことで知りました。
佐山さん、目立ってました、歌の上手い人がいると
 
当時全員オーデションで選ばれると評判でしたが
当時はまだ歌唱力高い人ばかりではありませんでした。
 
佐山さんは
1972年3月、現「オペラシアターこんにゃく座」の前身である、「オペラ小劇場こんにゃく座」に入座。オペラ小劇場こんにゃく座に13年間在籍。この間に出演したステージ回数は2000回に及ぶ。退座後も『セロ弾きのゴーシュ』などの新作初演に客演として参加。ジローオペラ賞音楽之友社賞の団体受賞に貢献。
1986年東宝ミュージカルレ・ミゼラブル』のオーディションに合格。同年帝国劇場での『レ・ミゼラブル』初演では、工場長、コンブフェールジャベール警部を演じ、注目を浴びる。その後、数々のミュージカル作品に出演。
ミュージカル俳優の他、海外ドラマアニメ吹き替えなど、声優の仕事も行っており、アニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では大原大次郎(2代目)を演じた。ジャンプ・コミックスこちら葛飾区亀有公園前派出所』の111巻に、巻末コメントを寄せている。このコメントの中で自身を「活字中毒」と述べている。
少コミフラワーコミックス『天は赤い河のほとり』のサウンドシアターCDでは、イルバーニを演じた。

ディズニーアニメ『ポカホンタス』の日本語吹き替え版ではジョン・ラトクリフ提督の歌を担当(台詞は有川博)。2011年には『塔の上のラプンツェル』で再びディズニー映画の吹き替えに参加。

 追記

こんにゃく座は、[新しい日本のオペラの創造と普及]を目的に掲げ、1971年に創立されました。母体となったのは、東京芸術大学内で1965年から12年間にわたって活動が続いた学生たちのサークル「こんにゃく体操クラブ」です。このクラブでは、故宮川睦子氏(元東京芸術大学名誉教授)指導のもとに、身体訓練と演技の基礎訓練が行われました。この「こんにゃく体操クラブ」出身者たちにより、自国語のオペラ作品をレパートリーとし、恒常的にオペラを上演する専門のオペラ劇団としてオペラシアターこんにゃく座は設立され、巡回公演を開始しました。

日本にオペラが紹介されてから今日に至るまで、日本では、ヨーロッパで通用するオペラ歌手の育成に力を注いできています。その結果、日本語を歌う技術がなおざりにされ、観客は聞き取れない日本語の歌を聞かされ続けています。そのなかで、こんにゃく座はよく聞き取れる、すなわち内容の伝わる歌唱表現を獲得することを、創立当初からの目的とし、その成果は各方面からの評価を得るに至っています。

こんにゃく座はまた、オペラの演劇性を重視し、こんにゃく体操で培われた身体性を駆使し、演出面にも斬新な発想を提示し続けています。そして大掛かりなグランド・オペラの方向はとらず、ピアノのみ、あるいは小編成のアンサンブルの演奏と少人数の出演者による作品を創作し、数多くの上演を重ねています。

作曲家・林光(1931-2012)は1975年より音楽監督、座付作曲家を、1997年より芸術監督を務めました。現在、萩京子を代表・音楽監督とし、約40名の歌手を擁し、年間およそ250公演の上演活動を続けています。