泣かせる吉右衛門玉三郎吉野川と「そして誰もいなくなった」
昨年9月の上演されたこの歌舞伎がテレビ放送されました。
あまり上京したくない、できないので嬉しい
でもとても哀しい話です。
権力者のために愛する子供たちを殺すことになる親たち、
一見、ロミジュリのようなのですが。
両花道に、2つのお屋敷の真ん中に吉野川が流れ
娘の家にはひな人形が飾られています。
歌舞伎の舞台は華やか
親たちが両花道を桜の枝を持って登場。
どちらの親も一人でも子供は助けたいと思う。
冒頭は萬屋の梅枝、萬太郎兄弟が腰元で笑わせる。
源氏物語の覗きのよう。
玉の輿などけがらわしいと。
入鹿の時代ですがこの舞台では江戸時代の装束
入鹿はこの時代は悪役、
子殺しの話は生まれた子供を死なせた事からなのか。
ひな人形の道具や犬張り子を流す場面は涙なくては
観られません。
お上の追及をはねのけようとする。
2晩続けてアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」が放送されました。渡瀬恒彦の最後の作品でしょうか、しかも肺がんの役
3月に病状が急変し亡くなられました。皆行く道です。
最後の場面で元名古屋大学の女子大生を思い出しました。
「人間を殺したい」
勾留中も「拘置所の職員を殺したい。弁護士でもいい」と、
勾留中も「拘置所の職員を殺したい。弁護士でもいい」と、
サイコパスでしょうか。
こんな人がいるんですね。恐いことですが故意に戦争や原発事故で殺すのとは違う。
一人殺せば殺人犯、戦争で相手を殺せば勲章、チャップリンも思い出します。
ドラマは録画してCM飛ばして見ましたがそれでも長い!
まだ終わらないとのと思いつつ、止められず、さすがアガザ、
上手いですね。
深夜まで見てしまいました。お陰で今日は朝寝坊。
いつも10時前に寝てしまうのに。
「そして誰もいなくなった」は山口祐一郎の舞台版観ましたが覚えていません、結末などすぐ忘れてしまいます
こういうドラマには立派な建物やアンティークは欠かせませんね。
あの屋敷は東京の有名な建築?
あのお屋敷は鎌倉の扇谷の古我邸です、レイア姫さんありがとうございます!