riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

日色ともゑ 送り火

画像がUP出来ません。下の民芸のHPでご覧ください。
昔の朝ドラで懐かしい日色ともゑ; 仙北谷和子; 船坂博子; 安田正利; 塩田泰久 ...の出演
 
深夜のテレビで放送していました。
淡々と進みますが、最後まで退屈することなくみせました。
 
 
 

あらすじ

山あいの集落。中心を流れる谷川に沿って十数軒の家が並ぶ、その一番奥の家の中。八月十六日、お盆の最後の日の夕刻。
「七〇年もたった気がせんよ」。ここ数年、吉沢照は自分の身の振り方を考えてきた。身体的にも弱ってきているし、近くに親しい人はいるのだが他人の世話にはなりたくない。戦後、保育園の先生になった照は、子供たちに童話をよく読みきかせた。山あいに閉じこめられていた照はどこかよその国に行く夢をずうっとみていたのだろうか。
「アリスは不思議の国に。ハイジはアルプスの山を下りて町に。ウェンディはネバーランドに。ジョバンニは銀河鉄道の旅に」
……どっか遠くへ。ほじゃけどみーんな帰ってくる。
 
認知症になった主人公、ホームに入ることになりました。
なぜ彼女が一人で、結婚もせず、家を守ってきたのか。   
 
彼女を訪問してくる人たち
 
最後は今も若い兄。
 
その兄は徴兵されたのに戦争が怖くて恋人と逃げようとした。
 
戦争が怖いのは当たり前ですが多くの人は肉弾三勇士とか、死んでもラッパを話しませんでしたとか、正義の戦争、勇ましい戦争と洗脳されてしまった。
 
戦場にはろくに食料も持たされなかったから現地の中国人の食糧、命、女性を奪った
 
今も強姦をもみ消そうとするアベや強姦魔
 
アベの言う美しい国には戦争して他国に被害与え、
自国民を殺人鬼にするものです。政権の暴走を許してはいけない。
 
戦争は惨めなものです。
 
泥だらけの中
 
人間さえ喰らって生き延びようとする、ほとんどの兵士は餓死、病死でいあさましさとは対極、少年から中年まで。
 
主人公はそういう事で非国民とされ結婚も出来なかった。
 
家を守るなんて、しなくてよかったのに。
 
それでもこの芝居は後味も悪くなかった。
 
原作も出演者も良いのでしょう。