riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

フェミニズムを間違ってとらえてませんか

エマ・ワトソン UN Women 親善大使 国連でのスピーチ (日本語字

幕)
 
 
男性も本当の男女平等になったら楽になると思います。
 
何と言っても日本はまだ男社会です、女には家庭では定年も無し、
体調悪くても家事や介護から逃れられません。
 
俳優でもすぐ「主人が、主人が」と連発、何も疑問感じてないのでしょうか。
 
前に男性が「主人」というのを止めよう、妻は奴隷、下僕ではないと。
 
ブログ友にはとても女性差別に理解多い方がいてホットします。
ところが世の中にはフェミニズムは服と間違えたり、
 
それならまだ良いのですが間違った認識の方もいます。
 
フェミニストに対して浴びせられる批判の中に、「ブスの僻み」というニュアンスのものが、本当に多く見受けられます。

 つまり、彼らは「男から評価を得られなかった外見の良くない女性が、現状に不満を持って声を荒げているのがフェミニストであって、男から評価をもらえる美人ならば現状に不満を持つはずがない。ゆえにフェミニズムはブスが僻んでいるだけの言説」と言いたいです。

 かなり女性差別的で、本当に最低極まり無い発想ですね。ネットを見ていてもこのようなニュアンスの発言をする人たちが有象無象にいて、本当にこの国の後進性に頭を抱えるばかりです。

 ただ、一般の人々の中には、「確かにそういう発言をするのはヒドいけれど、実際そういう面もあるんじゃないかなぁ…」と考えている方もいるのではないでしょうか?



 ですがそれは違います。結論から言うと、「世に美人と言われている人々がフェミニズム的な発言をしない」のではなくて、彼女たちのような女性ほど男性社会においてフェミニストにならないように圧力が強くかけられているからです。

 たとえば、NHKの大ヒットドラマ「あまちゃん」主演の国民的女優・能年玲奈さんが「テレビも映画も男だらけ」 と発言したら批判が続出するということがありました。このように、女優という仕事をしている美人であるがゆえに、フェミニズム的な発言をすれば、たくさんのバッシングが飛んできます。

 これでは仕事上良い顔をしなければならない女性有名人が表立ってフェミニズム的な発言をほとんどしないのも当然でしょう。でも知っていますか? プライベートではフェミニズム的な発言をしている人、そこそこいますよ。

 このような状況は決して芸能界だけに限らず、私たちの身近でも散見されます。日本社会の至るところで男性が権力と決定権を握っており、女性を評価する際に、「容姿の良し悪し」と「男性に都合の良い振る舞いをするか否か」で判断している男性がごまんといるわけです。そして、女性を都合よく扱おうと考える男性たちは、美人こそ自分の都合の良い存在でいてもらいたいと考えます。
そもそも安易に他人の外見に言及して人の評価をするのは、それ自体が既に差別です。

 誤解しないで欲しいのですが、私は決して美を愛でることをやめよと言っているわけではありません。あくまで美を基準に他人を格付けしたり、美とは関係無い要素(性格等)について美を基準に評価する「ルッキズム(差別的に外見格付け主義)」に文句を言っているのです。

 「人の外見を醜いと指摘する人こそ自分の心が醜い」のではないでしょうか?

 この社会から「ルッキズム(差別的に外見格付け主義)」を少しでも減らすために、これからもしっかりと外見の格付けをしている人たちには反論をして行きたいと思います。
 
NHKのハートネットでトランプの差別主義に反対する年齢も様座内女性が行進する姿を伝えました。
 
スーカレットヨハンソンやマドンナ抗議の声も映りました。
 
エマ・ワトソンの国連でのスピーチ一
動画
 
シャネルやディオールも!