札幌旧控訴院(資料館館とおおば比呂司・教会)
札幌の大通公園の西外れに[札幌資料館]があります。この建物は[旧札幌控訴院]で1926年9月に建てられたものです。外壁は内側にレンガ、外側に軟石を積み上げた構造で、貴重な歴史的建物として平成9年に国の有形文化財に指定されています。昭和22年からは札幌高等裁判所、昭和48年からは現在の札幌資料館として使われています。ここには[街づくりの歴史展示室]他、ギヤラリー、地元出身の漫画家おおば比呂司さんの記念室、札幌夜学校の記念室などもありました。
〔註)地元出身の漫画家おおば比呂司さんの記念室、札幌夜学校の記念室は2014年閉鎖されました。
http://sapporo-jouhoukan.jp/sapporo-siryoukan/bunkaisan/11-7.jpgこの建物は先程紹介したように札幌の軟石で造られていますが、正面中央の造形が個性的でこの建物の特徴だと言われています。この中に目隠しをしたギリシア神話に出てくる女神が飾られています。この周りには、花の組紐に囲まれた対の鏡、また、剣と秤なども飾られています。秤は[公正] 剣は[正義]鏡は[真実]を表し、女神の目隠しは[私見を挟まない]と言う意味だそうです。
〔註)地元出身の漫画家おおば比呂司さんの記念室、札幌夜学校の記念室は2014年閉鎖されました。
http://sapporo-jouhoukan.jp/sapporo-siryoukan/bunkaisan/11-7.jpgこの建物は先程紹介したように札幌の軟石で造られていますが、正面中央の造形が個性的でこの建物の特徴だと言われています。この中に目隠しをしたギリシア神話に出てくる女神が飾られています。この周りには、花の組紐に囲まれた対の鏡、また、剣と秤なども飾られています。秤は[公正] 剣は[正義]鏡は[真実]を表し、女神の目隠しは[私見を挟まない]と言う意味だそうです。
http://sapporo-jouhoukan.jp/sapporo-siryoukan/bunkaisan/11-10.jpg | 札幌資料館の正門玄関を入ると左手の壁に下の様な登録パネルが掲げられ、ここには昭和61年当時80歳の豊平区にお住まいの加藤幸作さんの自筆署名入りの[札幌資料館]に関する由来が掲示され、この建物を約100分の1に縮尺したミニチュアが展示されています。 |
ピカピカでないのがいいですね。
資料館から見た大通公園
佐藤氏の女性像の後ろ側が見えます。