riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

ハー・マザー 娘を殺した死刑囚との対話

体調芳しくなくやっとUPします。

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一筋縄ではいけない映画です。
 
殺人事件の加害者と対話することで和解を試みる被害者遺族の姿を通し、理解できないものへの接し方や、死刑制度などについて描き出す人間ドラマ。43歳のビジネスウーマン、晴美は、ひとり娘のみちよが結婚し、現在は夫と2人で平凡な暮らしを送っていた。そんなある日、みちよが、夫であり晴美にとっては娘婿の孝司に殺されるという事件が発生する。逮捕され、裁判で死刑を言い渡された孝司に対し、娘を殺された晴美も当初は死刑が当然と思っていた。しかし、ある時を境に晴美は考えを変え、孝司の死刑を止めようとするのだが……。監督は、これが長編2作目の佐藤慶紀で、今作が韓国の釜山映画祭や大阪アジアン映画祭など国内外の映画祭に出品された。
 
なぜ、娘は婿に殺されたのか
なぜ、娘の母は娘の携帯を隠し続けたのか。
弟や夫の描き方はやり過ぎという事もありますが、多少はこういう事もあるかなと、
最後まで緊迫感のある映画です。
たった朝一回の上映では勿体無い。
 
男性を怒らせると怖いと言うのはわかります。
今私は女性にぶつかられてもよろけます
 
主演は名古屋で活躍する俳優。
容疑者の母役も上手い
死刑囚演じた荒川泰次郎
映画「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」(佐藤慶紀監督、9月9日公開)で死刑囚を演じた俳優・荒川泰次郎(31)が注目を集め始めている。芸歴8年、若くはないが、来月9日公開小さな役を積み重ねて準主役をつかみ取った。学生時代はボクシング選手として活躍し、上京して俳優の道へ。今作での壮絶な役づくりや「悪役の心の奥の奥を演じたい」という個性派俳優への憧れを語った。
 「死刑囚のこの人の中に、ピュアな一面もあったのではないか。この役を演じるのは自分しかいない」。台本を読んだ荒川はこんな信念を持ってオーディションに臨み、大役を手にした。強い目力が特徴だ。
 何が妻殺害へと駆り立てたのか。犯した罪を認め、どう受け入れ、償っていこうとするのか。撮影はわずか2週間。監督に「頬のこけた感じがほしい」と言われ、2日間で3キロ落とした。「20~30キロ走り続け、汗を出して減らしました」。午前中に裁判シーン、午後から丸刈り頭にして拘置所の場面という日もあった。
 「役をいただいて、自分のすべてをささげる覚悟でやりました。でも、最初のうれしさが、役を考えれば考えるほど怖さに変わっていって。悩みました」。壁にぶつかり、もがきながら演じた。外見だけでなく、内面の変化を表現する難しさ。終わった時、魂が抜けるような感覚を味わった。
 学生時代は、兄もやっていたボクシングに明け暮れた。天性のスピードにも恵まれ、九州では“敵なし”の時代も。おかげで10代で心身の極限状態を知った。「大学で完全燃焼したので。プロ志願はまったく。でも、そのころから映画を年間300本見ていて。体を使って演じることに興味を持ち始めました」
 中でも“犯罪もの”の米映画「ナイトクローラー」(14年)に主演したジェイク・ジレンホールの芝居などに引き込まれた。「ボクシングの一瞬の動きと演技には、通じるところがめちゃくちゃあります。相手の芝居に反応する瞬間とか」
 今作で生かすシーンはなかったが、トレーニングを積んでいるアクションや殺陣もお手のものだ。最近は、危険な場面でスタントマンを立てることが増えているが「できる限り、自分で演じられる役者でありたい」。
 この世界を志し、8年目になる。顔と名前をもっと覚えてもらわなくてはならない。「まだまだこれからであることは分かっています。でも一日一日、最高に幸せです」と初々しい一面ものぞかせる。
 目指すのは究極のヒール役。今作を通し、その思いはより強まった。「一言で悪役と言っても最初から悪い人間はいないと思うので。内面の奥の奥を表現できるような俳優になるのが夢です」。リングで培った精神力を演技にも生かす。
 
 ◆HER MOTHER 平凡に働く日々を送る晴美(西山諒)は、2年前に嫁ぎ、帰省した一人娘みちよ(岩井七世)から離婚願望を聞かされる。そこへ突然、思い詰めた様子で娘の夫・孝司(荒川)が家に乗り込み、妻の命を奪う。判決は死刑。残された人々の内面に変化が生じ始めるとともに、晴美は娘のある秘密に苦悩し続けていた。95分。新宿ケイズシネマほかで公開。
 主要出演者のほかに名演を見せているのが、死刑囚の母親を演じたベテラン箱木宏美(はこぎ・ひろみ)=年齢非公表=だ。
 出演場面は少ないものの、相手の心を見透かしたような怖さ、怪しさ、独特の雰囲気を漂わせ、リアルに“怪演”。一度見ると妙に記憶に残る忘れられない存在感を発揮している。特技はバレエ、ピアノ、歌とのこと。近作にTBS系ドラマ「咲―saki―」などがある。
 演出&脚本&編集、佐藤慶紀監督 
 演出、脚本、編集を手掛けたのが1975年生まれの佐藤慶紀監督。今作は「決して分かり合えないものにどう応えるか?」の自問自答を繰り返して作ったという。南カリフォルニア大映画制作部卒。長編デビュー作「BAD CHILD」はロサンゼルスアジア太平洋映画祭にも出品。現在ドキュメンタリー映画「新宿タイガー」を製作中で国内外から注目される存在だ。
 高校3年時に全九州総体V ◆荒川 泰次郎(あらかわ・たいじろう)1986年1月9日、熊本県生まれ。31歳。ボクシングで高3時に全九州総体ボクシングライト級チャンピオン。福岡大2、3年時に九州大学ボクシング選手権連覇。芸能プロの養成所を経て2010年より芸能活動を開始。脇役で多数出演。主な出演作にドラマ「かもしれない女優たち」、映画「もうしません!」、舞台「コウの花嫁」など。身長178センチ。
 
雪冤」(せつえん)このドラマもUP出来てませんが再放送あったら是非ご覧ください。
 
 
 
独房の半世紀。 あなたは、その時間を 想像することができますか? 無実を叫び続けている。ずっと。そして、いまも。
 この映画は2015年10月鑑賞。
その頃、奥西死刑囚は獄死していました!
 
主演仲代達也、若き日を山本太郎
実際の奥西死刑囚もすごくハンサムではめられたのでしょう。
母親役の
母は樹木希林でさえ、このような映画に出るのは勇気がいると。
 
 ナレーション寺島しのぶ
 
日本の裁判はおかしい
張毒ぶどう酒事件(なばりどくぶどうしゅじけん)とは、1961年3月28日の夜、三重県名張市の実質飛地奈良県山辺郡山添村に跨がる葛尾(くずお)地区の公民館で起きた毒物混入事件。5人が死亡し、「第二の帝銀事件」として世間から騒がれた。容疑者として逮捕起訴された奥西勝(おくにし まさる、1926年1月14日 - 2015年10月4日[1])は死刑判決が確定していたが、冤罪であるとの主張と、支援者らによる合計9回にわたる再審請求、再審請求中は刑の執行が行われないことから、死刑判決確定後、死亡するまでの43年にわたり確定死刑囚のまま収監され続け、刑が執行されることなく89歳で獄死した[1]
当事件を題材とした出版物、ドキュメンタリー番組、テレビドラマも多く制作されたが、そのほとんどが、当事件は冤罪であるとの立場に立ったものである。日本弁護士連合会が支援する再審事件である。