難民問題の「希望のかなた」に若い人たちが詰めかけて
私が行く映画館はシネマテーク、シネマスコーレ、伏見ミリオン、名演会館とマイナーな映画館が多いのですが、
気が付いたらもう終了間ぎわになっていて
寒いのに、行きました。
前にアンティーク屋の可愛い店主に教えてもらったカウリマスキ監督作品。
小さな映画館に行くと若い人がいっぱい
引率者らしい方が難民問題の映画だからと…
深刻な難民問題、すべてを失う、他人事ではない、
私は言葉も出来ないからどうしようもないでしょう。
岸恵子は日本人は幸いだ、日本語だけで生きていける。
ヨーロッパの小国の人は何ヶ国語も出来ないと生きていけないと。
広瀬隆氏は若い人は日本から去りなさいといいます。
沈没寸前の日本。
この監督の描く人物は心優しい。
一見こわもてな怖そうなおじさんが主人公に殴られたのに
優しくご飯食べさせてくれたり雇ってくれたり、
でも妹を探すこの好青年はどっぷりと甘えるわけでない。
この監督の愛犬やお馴染の面々も登場
皆さん味が有ります。
そんなフィンランドにもネオナチがいて…
監督は日本びいきなので、左前レストランが苦肉の策で寿司を始めるところなど、笑えます。
映画館に慣れない人なのか、
スクリーンの前の下の段に青年が大きな黄色のタワーレコードのビニール袋置いたのです。
それは目立ち過ぎて困るので止めてもらいました。
キャスト
- シェルワン・ハジカーリド
- サカリ・クオスマネンヴィクストロム
- イルッカ・コイブラカラムニウス
- ヤンネ・ヒューティライネンニルヒネン
- ヌップ・コイブミルヤ