riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

難民問題の「希望のかなた」に若い人たちが詰めかけて

 
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私が行く映画館はシネマテーク、シネマスコーレ、伏見ミリオン、名演会館とマイナーな映画館が多いのですが、
気が付いたらもう終了間ぎわになっていて
寒いのに、行きました。
 
前にアンティーク屋の可愛い店主に教えてもらったカウリマスキ監督作品。
 
小さな映画館に行くと若い人がいっぱい
 
引率者らしい方が難民問題の映画だからと…
 
深刻な難民問題、すべてを失う、他人事ではない、
私は言葉も出来ないからどうしようもないでしょう。
 
岸恵子は日本人は幸いだ、日本語だけで生きていける。
 
ヨーロッパの小国の人は何ヶ国語も出来ないと生きていけないと。
 
広瀬隆氏は若い人は日本から去りなさいといいます。
 
沈没寸前の日本。
 
この監督の描く人物は心優しい。
 
一見こわもてな怖そうなおじさんが主人公に殴られたのに
優しくご飯食べさせてくれたり雇ってくれたり、
 
でも妹を探すこの好青年はどっぷりと甘えるわけでない。
 
この監督の愛犬やお馴染の面々も登場
 
皆さん味が有ります。
 
そんなフィンランドにもネオナチがいて…
 
監督は日本びいきなので、左前レストランが苦肉の策で寿司を始めるところなど、笑えます。
 
 
映画館に慣れない人なのか、
 
スクリーンの前の下の段に青年が大きな黄色のタワーレコードのビニール袋置いたのです。
それは目立ち過ぎて困るので止めてもらいました。
 
フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが、前作「ル・アーヴルの靴みがき」に続いて難民問題をテーマに描き、2017年・第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したヒューマンドラマ。シリア人の青年カリードは内戦が激化する故郷を追われ、生き別れた妹を捜すうちにヘルシンキに流れ着く。内戦で全てを失ったカリードにとって、妹を捜し出すことだけが唯一の望みだった。ヨーロッパ全体を悩ませる難民危機の影響か、無情にも難民申請を却下され、いわれのない差別や暴力にさらされるカリードだったが、レストランを営むビクストロムに助けられ、彼の店で働くことに。ビクストロムもまた、行き詰った過去を捨てて人生をやり直そうとしていた。ビクストロム役に「過去のない男」のサカリ・クオスマネン。