riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

三次元の世界シャガール展

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地元の建築家黒川 紀章の代表作名古屋市美術館へ。

 

同じ白川公園内にある
 
シャガール展はパスしようと思ったら彫刻や陶芸があると
知り寒い中美術館へ。
 
スズメが一杯ご飯貰ってるのか寄ってきました。
 
大阪から一人で来たと言う女性が常設展の北川民次の絵の前で学芸員に説明してもらっていました。
郷土の画家の美人画にも良い作品が出ています。
 
 
シャガールユダヤ人だったためか沈痛に感じる作品が多くい?冬枯れの寒い日だったので余計感じました。
 
お馴染、妻と飛んでる絵の隅の花等にも目が行きますが。
 
浮遊感、キュビズム、画面分割など画家の想像力には
感心します。
 
私は雄鶏にトラウマがあるので陶芸の大きな鳥は
ちょっと恐く感じます。
 
 
 
先日アベ総理が杉原千畝の「ちうね」が読めないのに、
政府に逆らってビザ発行した行動をたたえたとか、
前川さん、望月さん、寺脇さん、山口教授の講演会で寺脇さんが「それなら前川さんを褒めなくてはいけない」と発言し会場を沸かせていました
 
現在、常設展示室2に於いて、「ディアスポラ-亡国者の群れ」と題して、戦前・戦中に日本 人写真家が出会い、撮影したユダヤとロシア人の肖像を展覧しています。 「常設展示 室2展示風景」. ユダヤの人々を撮影したのは、大阪の<丹平写真倶楽部>の六名[安井 仲治(1903-1942)、手塚粲(ゆたか)(1899-1985;国民的漫画家手塚治虫のお父さん です。)、河野徹(1907-1984)、椎原治(1905-1974)、川崎亀太郎(1902-1990)、田淵銀 芳(1917-1997)]のうち、当館が所蔵する三名(椎原、川崎、田淵)の ...
 

名古屋市美術館の常設展「名品コレクションⅡ」で展示している作品と人々を巡るお話

 
現在、常設展示室2に於いて、「ディアスポラ-亡国者の群れ」と題して、戦前・戦中に日本人写真家が出会い、撮影したユダヤ人とロシア人の肖像を展覧しています。
 

 

 

 

 

「コミュニストと最後まで戦い遂に敗れ、ウスリー河を越えて」、「満洲国」領内にまで越境してきた“白系”と呼ばれた移民たちは、1940年には27戸の「白系開拓村」を形成したそうです。彼等の集落は、「ロマノフ王朝を追慕、憧憬」したことから、「ロマノフカ村」と名付けられました。その取材では、「不遇薄命のエミグラントが何等、官辺の経済的援助をうけず、自給自足の孤立経済圏的ユートピアを構成する精神力と、その農牧村経営の技術の優秀さ」が強調、宣伝されるとともに、彼等の哀惜漂う姿を借りて、「北の脅威」ソビエト体制への批判と警戒を喚起する機能と意味が加えられました。

 

今回の展示では、<満洲写真作家協会>のメンバーであった一色辰夫(1908-1986)と馬場八潮(やしお)(1903-1974)の連作を展示紹介しています。今回のセクションにつけた<北満のエミグラント>とは、満洲に居住していた白系ロシア人移民群のことで、1939(昭和14)年8月に、一色辰夫が出版した写真集『北満のエミグラント』に由っています。一色自身が撮影した、コロタイプ印刷による20点からなる写真集は、日本語・ロシア語版が出版されました。満鉄弘報課に勤務していた一色は、取材ばかりでなく、内地からの文化人の招来についても積極的に活動していました。写真集『北満のエミグラント』日本語版には、一色が招待し、随行した画家・藤田嗣治による一色辰夫のポートレートが掲載されています。