riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

製薬会社と闘う!劇場未公開映画150ミリ ある女医の告発

劇場未公開映画「150ミリ ある女医の告発」観ました、
製薬会社との闘い
 
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素晴らしかった、終盤、彼女が被害者の女性の名前を挙げるところなど泣けそうになります。
 
 
 
医者の処方した薬で日本でもサリドマイド事件や薬害エイズ等が思い出されます。
全く酷い、殺人的な薬でもうけ、在庫が有るからと販売も続ける、他人事ではありません。
 
疑問なく飲んだらこんな結果に。
日本では「安心無毒、妊婦の悪阻に」と勧められ
薬局でも販売
 
 
レンツ警告後の対応
• 西ドイツ
– 11月25日にサリドマイドを市場から回収するこ
とを決定
• ヨーロッパなど西欧諸国
– 西ドイツと同時期に販売停止・回収
• 日本
– 厚生省「レンツ警告には科学的根拠がない」
• 新たに別の1社に製造承認
– 大日本製薬:販売の主力を睡眠薬から胃腸薬
に切り替えて宣伝
 
 
 
私はエジプトから帰国したら37キロになり気分もおかしくなったので痩せ薬を飲んだのではないかと責められたり、
精神科に引きずられていったことが有ります
 
職場の健診で心電図取ってきてと言われても見つからなかった甲状腺亢進症、その時、やっとある内科医が見つけてくれました。
もっと若い時からの病気ではと言われました。
確かに疲れやすく、学校では帰宅部、一度夕寝してからでないと宿題も出来なかったような。
 
生まれた時に病弱だったので疑問も持たず。
 
 
 

とえの感想・評価

2018/02/06 00:19
 
4.0
劇場未公開作品

糖尿病患者に処方するために製造されたメディアトールがやせ薬としても処方され、
それを服用した患者が高い確率で心臓弁膜症になっていることに気付いた女医 イレーネが製薬会社を告発したという実話の映画化

これは普通に劇場公開して良いレベルの良い作品だった

製薬会社を告発する恐ろしさは映画「ナイロビの蜂」でも描かれている

この映画は、あそこまで怖くなくても、やはり製薬会社の圧力によって、医師たちを簡単に握りつぶそうとするようすが描かれる

それでも「目の前で亡くなっていく患者を見過ごせない」と、勇気を持って立ち上がるイレーヌは勇ましい

そんな彼女の周りの人々が協力する姿は、とても感動的

中でも、女性たちはとても積極的に行動する
フィガロの記者も、論文を書いた学生も女性だった

それに対して男性たちは協力はするけれど、消極的だったり、途中で尻込みしたり、表に出るのを嫌がったり
その姿は対照的で面白かった

一人でも亡くなったらすごく大変なことなのに「知らぬ存ぜぬ」を貫き通す製薬会社の恐ろしさを感じ
そんな製薬会社から、どんな圧力があっても、最後まで諦めないイレーヌに感動した作品だった

何事もあきらめてはいけないのだ
いつも、明るく元気で強い主人公のイレーヌから勇気をもらえる作品

個人的に、おっさんになってしまったブノワ・マジメルは見たくなかった…
役作りだと思うけど…
ナイロビの蜂」も観たくなりました。
この監督作品のドヌーヴの太陽のめざめ←観ました。
 
 
 
 
な~が様の記事です。
「学校側が、アフロにすることも、黒人の言葉を2人以上集まった時に話すことも禁じていることに (白人の生徒が話すアフリカーンズ語は認められているにもかかわらず)」まるで日本のどこかの変な校則のようです。 反発した生徒達の行動、立派です。