こんな凄いバレエはじめて「フランケンシュタイン」
収録:2019年3月15・23日 ロイヤル・オペラ・ハウス(ロンドン)
BSで鑑賞。
音楽もバレエも素晴らしい。
ミュージカルフランケンスタインも観ましたが、
バレエはセリフがなくてわからない部分もあるのですが
哀しい人物に対する思いがあふれているような…
恐ろしいえん罪も出てきます。
自分より大きい男性をリフトしたり、処刑の場面など見ごたえありました。
原作者はなんと当時19歳の女性だったとは。
ゴシック小説『フランケンシュタイン』で名を残した。同作品によってメアリーはブライアン・オールディス他多くの作家・文芸評論家らにより、SFの先駆者、あるいは創始者と呼ばれた。 母親はフェミニズムの創始者、あるいは先駆者とも呼ばれるメアリー・ウルストンクラフト、父親は無神論者でアナキズムの先駆者であるウィリアム・ゴドウィン。 夫は詩人のパーシー・シェリー。日本では単にシェリー夫人と呼ばれることもあった
引用はじめ
イギリス人振付家、リアム・スカーレットによる初の全幕バレエ
リアムの『フランケンシュタイン』のヴィクター・フランケンシュタインは、とても愛情深い人物で、家族からも召使い達からも慕われていて、彼も皆を大切にしている様子が伺えました。そして彼がクリーチャーを作るに至ったのは亡き母への愛情からだったというのも分かります。エリザベスとヴィクターのお互いへの愛や2人の深い結びつきも伝わってきました。そしてクリーチャーを作った罪悪感と恐怖心に苛まれていく過程も見えました。
エリザベスとヴィクター、 ヴィクターとクリーチャー、 エリザベスとクリーチャー、 クリーチャーとウィリアム という組み合わせの素晴らしいパ・ド・ドゥもありました。 ただ、小説にあるクリーチャーが人間らしさを学んで裏切られる過程の描写がほぼ無いに等しいので、小説の内容を知らない人には、クリーチャーはただの凶暴な怪物に見えてしまっていたかもしれません。引用終わり。 人間は自分が作り出したものに責任が負えないことがある、
原爆、原発、子供への虐待など
|