riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

ロングラン中「主戦場」

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できれば選挙前に観てほしい映画でした。


大阪では十三の第七芸術劇場、シアターセブンが8月2日までロングラン上映。
さらに評判が高ければ、もっと続映するとのことです。
たくさんの方に観ていただけますように・・。
 
平日の午前中でも小さい劇場はほぼ満席。
観終わった後、デザキ監督のこの労作に思わず拍手したくなりました。
 
「主戦場」は、慰安婦問題についてのドキュメンタリー映画です。
 
慰安婦はいなかった」と主張する右派の論客に
思う存分、主張を述べてもらった上で、
その反対の立場の研究者や 歴史学者にも思いを語らせる…
という両論併記という手法、その両方を見ながら比較して、事実を検証をします。
 
映画なので、視覚にも訴えることができます。
これからご覧になる方は、右派の人達の表情もぜひご覧ください。
表情から伝わるものもきっとあります。
 

「主戦場」
 
登場された右派の人たちの意見を少しご紹介
 
・「慰安婦像を見に行く時は紙袋を持っていくんです。ブサイクな顔を見なくて済むようにね」と言えば、彼のマネージャーは
フェミニズムを始めたのはブサイクな人たちなんですよ。誰にも相手にされない見た目も汚い。こういう人たちなんです。」と
……女性蔑視でしかないようなセリフに怒り
 
・全く慰安婦問題についての本を読んでいないという「慰安婦否定論者」
 …… 不勉強で本も読まずに、慰安婦否定論者とは・・
 
・「国家は謝罪してはいけないんですよ、国家は謝罪しないって基本命題、謝罪したらその時点で終わり」と述べる新しい歴史教科書をつくる会の重鎮
……国家も人間集団で、過ちは数知れず。
過ちを認めず、謝罪もしないなら、どうやって良い関係を築けるでしょうか?
 
右派とは、このような人たちなのか…????
 
不勉強な差別主義者が、自分を優位において人を嘲笑したり、馬鹿にしたりする…
そんな姿が見てとれました。
 
…にもかかわらず、日本では右派が優勢なのはなぜ??
それは安倍政権だからでしょう。
 
彼らが安倍政権を支えていることで、日本がどこに向かっているのかもわかる映画
だと思いました。
 
最後に、巣鴨プリズンにいた戦争犯罪人岸が、なぜ釈放になったのかについても言及されていました。こんな人を理想化して、戦前と同じ国にしたい安倍がどれほど危険かも知らないといけないですね。
…日本の再軍備についての危惧、
「日本はアメリカのために戦って死んでもいいのか?」という問いかけも‼
 
映画の会の友人たちは、
「もう一度観たい。もう一度…と思いながら3回観た。」
「観る度に新しい発見がある」と言われて絶賛!
  私ももう一度観にいく予定でいます。
 
 
以下、リテラから…
 
本作が映画デビュー作となるミキ・デザキ監督は、1983年生まれの日系アメリカ人2世。日本での英語教師やYouTuber、タイでの僧侶経験もあるという異色の映像作家だ。2013年にYouTubeで日本社会のなかのレイシズムの存在を指摘したところ、ネトウヨに炎上させられた。そうしたなかで、朝日新聞植村隆・元記者に対するバッシングを目の当たりし、慰安婦問題への関心を高めたという。両陣営から介入されないため、クラウドファウンディングで資金を集めて『主戦場』を製作した。
 デザキ氏は本サイトの取材に対し、「両方の主張のどちらがより筋が通っているかを比較するべき」と語る。
「論点を並べて“どっちもどっちだ”というやり方は、実のところ政治的なスタンスの表明に他なりません。慰安婦問題に関しては、いま日本では右派の主張がメインストリームになっている。そこに挑戦を示さないことは、彼らの言いなりになるということであり、その現状を容認することに他なりませんから。日本のメディアの多くは両論併記を落としどころにしていますが、それは、客観主義を装うことで、語るべきことにライトを当てていないということ。単に並べるだけでなく、比較することで生まれる結論があります」
 従軍慰安婦をめぐる否定派/肯定派の「論争」にスポットライトを当てながらも、決して“どっちもどっち”にならない映画『主戦場』。終盤では、日本の歴史修正主義の背景にある極右団体「日本会議」や安倍晋三首相に連なる戦後日本政治の流れもフォーカスされる。


転載元転載元: mimiの日々是好日

 

良くできた映画です。桜井の目が泳いでいます。

 

安部政権は危険極まりないです。

偶然ランチした友人が私も観ると言ってくれました。

彼女はアメリカに住む孫を広島原爆資料館に連れて行きました。