明日まで死刑囚の絵画展
朝刊を観て早速出かけました。
ここは市役所近くの姿市政資料館、昔は高等裁判所でした。
巌窟王吉田老、えん罪の方が裁かれた場所
今は結婚式場でもあり、今日も挙式あります。
前撮りかモデルさんか、ウェデイング姿も拝見したことあります。
友人を案内したこともあります。留置場も見学できます。
やはり、胸が苦しくなります。
えん罪といわれている風間博子さんの「無罪という希望・潔白の罪」は高い独房のレンガが見えてそこにひざまずいている女性の足の裏だけは白い。潔白の罪、
上の新聞左の方の絵
死刑執行ボタンの絵や面会に来る母親をえがいた絵、
映画「休暇」思い出します。西島秀俊主演、刑務官が一週間の休暇を得たのはなぜか。
てるてる坊主がつるされて、目には赤い涙が!
死刑執行の国はもうわずかなのに。
死刑があっても何ら殺人行為を抑止する力になっていないのです!
1989年死刑廃止条約が国連で裁決されています。
今や死刑は人間の尊厳を蝕む。
先進国を自負する国で死刑を執行続けているのは日本と米国の半数の州のみ。
昨年はオウムの死刑囚の15人の大量執行が行われ内外で問題になりました。
長谷川さんはキリスト教徒になり被害者2人の遺族と交流があり、うちお一人は面会にも見えました。
その面会も妨害されました。
長谷川さんは宗教画などを見事にボールペンで描いています。ボールペンでしか許されず!
償いの気持ちや祈りを籠めるために数多い作品を残されました。
弁護士稲垣清さんとお話しできました。
長谷川さんはもう少しで恩赦になる寸前、だまし討ちのように死刑が執行されました。
権力はなんと小汚い事をするのでしょうか。