ケン・ローチ監督/是枝監督、私も尊敬します。
今月のベネチア映画祭で最新作「真実」がオープニング上映を飾った是枝裕和監督。その完成間際「最も尊敬している」と語る巨匠ケン・ローチ監督を訪ねた。貧困にさらされる家族など、社会の見えざる一面を描いてきた2人の初めての対談。是枝映画の秘密とは。不寛容さを増す社会のなか、映画は何ができるのか。最新作の未公開映像を交え、今を生きるヒントを探る。
“生きるためにもがき苦しむ人々の普遍的な話を作りたいと思いました。死に物狂いで助けを求めている人々に国家がどれほどの関心を持って援助をしているか、いかに官僚的な手続きを利用しているか。そこには、明らかな残忍性が見て取れます。これに対する怒りが、本作を作るモチベーションとなりました。”
フードバンクで思わず缶詰から食べる母親、泣けます、誰にでも起きる悲劇です。
権力者は庶民からわからないように搾り取り、自分の利益を国益という!
「天使の分け前」も好きな作品です。
是枝監督の新作「真実」も早く観たいです。ドヌーブの映画!