ラッキーな初芝居玉三郎舞踊公演
昨秋の公演が完売で入れなかった人が多く、数ヶ月で又来てくださいました。今回も完売。
舞踊公演には口上がつくのが又嬉しい、普通の公演は生の心情がうかがえませんから。
お芝居と違いお話の仕方も全然違いますから。
「いずれもさま、明けましておめでとうござりまする」とお可愛い風情で。
なかなか御園座でお目にかかれることが少なく、残念に思っていたら、売り出し中の頃、仁左衛門さんと、
4,5ヵ月も名古屋に!御園座と中日劇場交互に出ていたとか、
私は中日劇場公演はもっとあとの「天守物語」しか観られませんでしたが。
まだふっくら可愛かった宮沢りえの共演。
希林さんは映画「天守物語」で
食堂の方がお好きな物残しておいてくださったとか。
中日劇場取り壊しの前に地下の売り場に「黒蜥蜴」のポスター貼ってありました。
草刈正雄とのコンビ♪
今年もドラマ黒蜥蜴観ました。
映画の美輪サさんのお若い頃の黒蜥蜴も非常に美しかった♪
阿古屋を梅枝、児まだに演じてもらい、肩の荷が降りたと。
以前は歌右衛門、玉三郎一人しかできないと言われた阿古屋を伝授された玉三郎丈、
人間国宝としてのおつとめをこれほど気にされているのですね。
これから彼ら以外の阿古屋も見られそう。
娘道成寺は長期に踊れないけど「鐘ヶ岬」は踊り続けたいと、嬉しいですね、
もうあれをやらないこれもやらないと言われると、哀しくなってしまいますから。
玉三郎一人しかできないと言われた阿古屋を伝授された玉三郎丈、人間国宝としてのおつとめをこれほど気にされているのですね。
今年のお正月はなんてラッキーなのでしょう。
初芝居が玉三郎丈とは、迷ったのですがやはり観たい物は見たい、
又阿古屋の生演奏が聴けるとは、
弦の響きが大好き。
琴、三味線、胡弓の極上の生演奏♪
しかもクジャクがまるで生きてるような大きな豪華なまな板帯であの花魁のとてつもなく重いカツラで。
神業です。
同じ時代に生きて見られることはこの上ない幸せです。
「雪」のあの傘の扱いも、芸実、すっと上がったり、良いところで止まったり、
はじめて生で「鷺娘」観たときも新体操の神業と同じと。
海老蔵やエリザベートは我慢かな。
エリザはウィーンで25年ぐらい前に見たし、今回役代わりが多く、きりがない(T-T)
追記
昨夜猿之助&団子の連獅子、テレビで観ました、全部みたいです、振りも澤瀉屋は違うらしく物すごくパワフル、
吐いたり失神するぐらい。立ってるだけの方が頭振ってるときより、きついとか。