<span itemprop="headline">フェルメールが7点も♪</span>
フェルメールの絵が一挙に7点も8月2日から東京都美術館で公開される。
小路、絵画芸術、
ワイングラスを持つ娘、マルタとマリアの家のキリスト、
ヴァージナルの前に座る若い女、ディアナとニンフたち。(真贋?)青字は未見。
写真はオランダ、アムステルダム国立美術舘。7点も大混雑でしょうね。
フェルメールの静謐な雰囲気とはほど遠くなってしまう。上京はできない。大阪には行けなかったが神戸、名古屋、オランダ、イギリス、フランスでは鑑賞出来た。
フェルメールは35作品ぐらいしか残っていないので全作品鑑賞される人もいるらしい。
フェルメール35全作品紹介のこのサイトが面白いhttp://www.icnet.ne.jp/~take/vermeer.worklist.html
私が観たのは12作品。
一番好きなのはやはり「真珠の耳飾りの少女」映画でノックアウトされてしまった謎めいた顔。
この作品見るためにオランダへ。迷いながらたどり着いた、ハーグのマウリイッツハイス美術舘。池に面した元貴族の館。
1882年に競売でたったの約2ギルダーでデ・トンブ氏に購入された。
ラピスラズリの青の絵の具は貴重品。
なぜ男性のターバンをつけているのか。しかもオランダ人はターバン、かぶらない。
でも帽子などはその人物を素敵に見せる。映画の中でも被り物している少女がとてもイイ。最近ではウディ・アレンの映画で活躍してるヨハンソンが演じている。
高価な絵の具はいつまでも美しい。1000年前の中国の植物画の綺麗さは忘れられない。まるで今、描いたようだった。
あの大好きな映画ではヒロインが絵の具作っていましたね。
マウリイッツハイス美術館でフェイクのこの真珠のイアリングを買ってしまったほどに魅了された。
静かな美術館で鑑賞出来たのがうれしい。この絵を見ていたのは私と東洋人らしい青年だけだった。
「デルフトの眺望」もいいですね。ヨーロッパの空の色は違います。建築は重厚ですばらしい。
フェルメールの絵の左側には窓がありそこから差仕込む光の表現がいいですね。
スペインの窓はよろい扉、オランダは大きなガラス窓。光を渇望していますね。
牛乳をそそぐ女に描かれているパンの光も見事ですね。
描がかれた地図などにも寓意が含まれているそうです。
ハーグの運河の脇に石作りの「牛乳を注ぐ女」があります。
絵の中に登場する青いタイルにもいかれた私は京都の骨董屋で傷物購入。ヘタウマのような動物や天使の絵が味がある。白のデルフト焼きのぼってりした感じも大好きだが傷物でも高すぎて買えない。
フェルメールがこんなに日本で有名でない頃ウィーンの美術史美術舘に行った。全然記憶になく情けない。
この美術舘の「画家のアトリエ」は神戸で鑑賞。
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/21394323.html森村泰昌さんがこの絵の中の女性に扮していましたね。セルフポートレイトをされてまるで現代女形のような不思議な方です。モナリザ、モンロー、フリーダ・カーロ(映画も御本人もインパクトあり好きです)ゴッホ、誰にでもなれる稀有な方。著作やNHK講座も演劇御出演作もテレビで拝見した。
三重県美術館で真珠の耳飾りの少女と画家に扮した森村さんの作品、名古屋市美術館の作品を鑑賞した。