riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">軽井沢旧朝吹邸</span>








最近、このヴォーリズ設計の旧朝吹山荘の存在を知り、その写真を壁紙にしていました。
朝吹 登水子(あさぶき とみこ、1917年2月27日 - 2005年9月2日)は、日本のフランス文学者、随筆家です。
ボーヴォワールサガンの翻訳で有名ですがボーヴォワールは学生時代に一冊読んだだけのていたらくです。

もっぱら彼女自身の人生 愛のむこう側 などやアンティーク、交友関係の話、サルトルボーヴォワール、フジタの方が面白く、図書館で借りたり、私の巴里・パリジェンヌ 、私の巴里・アンティークなどは表紙のアールデコに魅かれて購入しました。

ベルサイユの藤のからまる邸宅や庭は垂涎もの、もう少し、写真が綺麗だといいのですが。
ジュエリーや家具などのアンティークも全部、カラーでないのも残念、です。

この本の感想はこちら朝吹登水子さんの美しい本

離婚されて渡仏、モードの勉強、シャンソン歌手の石井好子さんとの話も面白かったです。


この山荘は苦労してこの塩沢湖に移築されました。本当にうれしいことです。




一階部分は軽井沢タリアセンの入場料に入ってるのですが2階を観るのには+200円なので(私が短い間に見た限りでは)せっかくここまで来ても帰る方ばかりでした。。

ツタンカーメンのお墓でもそういう方がいて驚きましたが、興味がないとそうなんですね。

私は見たがり屋です。観てるだけで何もしないと親からは叱られます。

二階内部は撮影禁止(泣)バルコニーからの眺めは最高です。

一階の応接間の撮影はOKです。カーテン、絨毯、家具類に目が行きます。



ヴォーリズの本や移築の様子を写したDVD,ルドゥーテグッズも売っています。

バラにはまったのもオールドローズやイングリシュローズ、ルドゥーテのボタニカルアートに魅了されたからです。







ルドゥーテ展の記事はこちらローズガーデンとバラの画家ルドゥーテ展

以下は引用です.
実業家・朝吹常吉の長女として東京府(現・東京都)に生まれる。父方の祖父は三井系企業で活動した実業家・朝吹英二で、母方の祖父は長岡外史。長兄・朝吹英一は木琴の研究家、三兄・朝吹三吉フランス文学者。2回結婚しており、2度目の夫は実業家のアルベール・アルノーで、最初の夫との間の娘は翻訳家の朝吹由紀子。由紀子の夫が慶大フランス文学科教授の牛場暁夫、その子(すなわち登水子の孫)が慶應義塾大学理工学部助手の牛場潤一である.


信濃毎日新聞 北佐久郡軽井沢町の塩沢湖で文化施設を経営する「軽井沢タリアセン」が、保存のためタリアセン敷地内で進めていた「旧朝吹山荘」の移築工事が27日、完成した。28日から一般公開する。

 作家で翻訳家の朝吹登水子(とみこ)さん(1917-2005年)が過ごした朝吹山荘は、朝吹さんの父で実業家の朝吹常吉が1931(昭和6)年、同町旧軽井沢に建設した。日本の近代建築に影響を与えた米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによる設計で、歴史的建造物としての価値も高いという。

 朝吹さんが亡くなった後、遺族から寄贈を受けたタリアセンは、昨年春から移築工事に着手。山荘は木造2階建て延べ床約280平方メートル。1階には、政財界の要人や文化人、華族らの社交場となった大きなリビングがある。朝吹さんが使った机や鏡台などの家具類も置かれている。

 タリアセンの藤巻進支配人は「軽井沢を代表する素晴らしい歴史的建造物。大事に管理していきたい」と話していた。問い合わせはタリアセン(電話0267・46・6161)へ。

(提供:信濃毎日新聞