<span itemprop="headline">水木しげると永六輔</span>
原発事故で玉砕せよですか!
みみさん日本政府による民族大虐殺
プロ猫さん茨城と千葉助けて下さい!!子供達のお母さんの訴え
日本の軍隊の理不尽さは映画を観たり本で読んだりしましたが漫画ではこの水木しげるさんの「総員玉砕せよ!」 が初めてです。
理由もなく殴られ続ける、兵隊たち。現状に疑問感じたりしたり口答えはできない。
捕虜となることは日本の軍隊だけ許されなかった。
ほとんどの戦死が餓死や病死、食料も持たされず戦争せよと言われても。
玉砕といっても必ず生き残りはいたそうです。
隣の地区を守っていた連隊長は
「あの場所をなぜ、そうまでにして守らねばならなかったのかと 言った
「意味ももないのに、やたらに人を殺したがる、一種の狂人ですよ。玉砕で前途有為な人材をうしなってなにが戦力ですか」
これは今の日本にも言えることではないでしょうか。悲惨な状況なのに安全だ安全だと。
アートが震災にどう貢献できるか」みたいな議論が各地で活発化してますが、3月20日のニューヨークタイムズ日曜版に掲載された、水木しげるの書き下ろし作品には、こころが震えました。
今回の掲載を橋渡ししたPRESSPOP GALLERYという版権マネージメントやプロデュースを行う会社のブログ記事によれば(http://www.presspop.com/)、「『今回の日本を襲った地震と津波による大災害についての水木さんの個人的な考察』を絵で描いてもらえないでしょうか?」というオファーがタイムズ側から来て、水木さんがすぐに応えてできたのがこの作品ということです。詳しくは、上述のブログをお読みください。
「みんなでひとつになろうよ」とか「いまわたしたちにできること」とか、感傷的なメッセージばかりがマスメディアでは垂れ流され、ほんとうに悲惨なシーンが放映も印刷もされない状況の中で、「地獄」とは、そして「救済」とはそんな生やさしいもんじゃないと、この右手が教えてくれるようです。第二次大戦という地獄を生き延びてきた水木さんだからこそなしえた、究極の表現ではないでしょうか。ブームとともに「好々爺」みたいなイメージが定着しかかっているこの老アーティストの、世界を見極める厳しい眼を見せつけられました。日本に、これを載せる勇気のある新聞は一紙もないでしょうけど。
永六輔さんの講演会に昔行ったら開演時間のずっと前からお話が始まっていてなんて熱心な方と思いましたが昨日の夕刊の話には感心しました。
無責任社会はここから始まっている。
国民守る気なんてない。
戦争中の玉砕、原爆、大空襲、満州棄民、しかも責任取らない。
戦後日本政府が勲一等旭日大授章を贈ったルメイ という人物は‥