<span itemprop="headline">あこがれのサロベツ原生花園</span>
楽しみにしていたサロベツ原生花園
昭和49年(1974年)に指定された、日本最北端の国立公園。利尻・礼文の2島と、稚内の抜海(ばっかい)から稚咲内海岸、さらに豊富・幌延の1市2町にまたがるサロベツ原野を含みます。北海道屈指の雄大な自然景観、動植物とのふれあいに魅せられ、訪れる人があとをたちません。
長くバスに乗ったあと、湿原で散歩、最高です。
かってサロベツ原生花園は今よりも1.5キロほど西にあったが、乾燥化が進み原生花園の植物も年々減少したため、2011年に三井東圧工場跡地を利用した今の場所に移動し、建物と木道もリニューアルした。サロベツ原生花園には全長1.0kmの木道の上からサロベツ湿原を見学する自然観察路があり、途中には二ヶ所の展望台もあってサロベツ湿原の自然を肌で体感できるほか、ワタスゲやツルコケモモ、年に二日しか開花しないエゾカンゾウなどの珍しい花が咲く。入り口にはサロベツ湿原センターがありサロベツ原野形成の歴史や自然などがパネルやビデオなどで分かりやすく紹介している。この場所が三井東圧の泥炭採掘工場跡地を利用していることからとなりには泥炭産業館があり、屋外にも大きな浚渫船(しゅんせつせん)が展示されている。