riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">進化しているだまし絵</span>




広重の浮世絵をモチーフにした絵があると新聞で観たのでそれが見たくて名古屋市美術館に行ってきました。
でもそれだけでなかった!やはり美術家は凄いです。

日本人は国にだまされやすいと思いますが絵なら安心。
高校生も若いカップル、中高年も大勢来ていました。
最後の映像作品は20分もあるのですがモノクロ映画の様で、
枯れ木林から雪の林や海になったり都会に変貌したり飽きさせません。
座って観てる人は少なかったけど。

だまし絵展2 ←画像はこちら

「だまし絵」展が5年ぶりに帰ってきます。「だまし絵Ⅱ」は、2009年に開催された特別展「 視覚の魔術―だまし絵」の続編として、見る者の目をあざむく驚きと機知に満ちた美術 作品を、もはや絵画の領域のみにとどまらず、彫刻や写真、映像にも範囲を広げて紹介 し ...

だまし絵はエッシャーの絵や本当にそこに立体があるようなレターラックの絵などが有名ですが

大変進化してます。

「だまし絵」というと、どんな絵を想像しますか?
文字通り、人の目をだます絵、なのですが、実際に展示を見てみると、絵画だけではありませんでした。写真や立体造形、CPUが組み込まれた絵画、ビデオ映像など、さまざまなタイプの作品があり、かなり楽しめます。まさに、「進化するだまし絵」ですね!

「だまし絵」は、目の錯覚を利用しているだけかと思っていたのですが、視覚だけでなく、脳にも働きかけていて、なかなか奥が深いようです。
今回の展覧会では、「だまし絵」で使われている視覚的詐術を4つのカテゴリーに分けて、作品を展示していました。

まずは、展覧会のチケットやチラシにも印刷されている作品をご紹介しますね。
これは、ジュゼッペ・アルチンボルド(1527-1593)の『司書』という作品です。ひとつの絵の中に、別の絵が隠れているので、「だまし絵」の技法ではダブル・イメージというカテゴリーになるそうです。
この作品では、どこになにが隠れているのかな?と考えるまでもないですね。頭と体は本、ひげはハタキ、指はしおりで表されています。司書という仕事を、かなりユニークな方法で表現していますね。

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