riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">白いクリスマスローズと庭園の本</span>

blogramランキング参加中←よろしかったら応援お願いします



昨年植えたクリスマスローズが無事咲いてきました。

名前は~

シシングハーストガーデン見学に行ったとき、やはりあの有名なホワイトガーデンにノックアウトされました。

残念なことにウォールガーデンのバラは咲いてましたがホワイトガーデンのばらはまだでした。

もう一度行きたい!

























ホワイトガーデンの中にひっそりとたたずむ女神像 こういうフォーカルポイントが好きです。白は不思議な色。地味か思うと遠くからでもはっきり見えるし、その清潔感はたまらない。私も小さいベランダで試した。私もそうだがなんでもかんでも植えたくなるのだがぐっと我慢して色も少なめ、種類も抑えたほうが美しく見える。ドンジャラガーデンとかおばちゃんガーデンとか揶揄する人がいるが一理ある。



私には薔薇アイスバーグとカラーしかわからないけど色んな白花や白い葉が植えられている。
一季咲きのシャワーのようなツル薔薇はまだ咲き始め。7月初めぐらいが満開かな


ホワイトガーデンの中のカラー ヒドコートマナーガーデンの影響で英国庭園はこのような部屋のような庭がいくつもある。すぐには見渡すことが出来ず、次の庭への期待感が高まる。

























右の山のような白バラが咲いてる写真が園芸雑誌には載っています。



今朝庭に出たら小さい水仙やパープルのクリスマスローズが咲いてきたのを発見!



これは一眼レフ撮影でなくパナソニの小さいデジカメなのですぐ電池切れになります。


エンジェル
もっと離さなければ…








先日ゲットした「珠玉の英国庭園を行く」岩切正介著、

モリスのレッドハウス以外ほとんど知らない庭園のオンパレード、
写真と庭園図はお連れ合い担当。

何と90もの庭園を訪問!羨ましいことです。
レンタカーで行ったのではないから驚きです。

「庭園に死す」は私には最高の庭園の本。

著者野田正彰は人間の精神形成を研究してきた精神病理学者であり、いまやその名も高き比較文明論の論客である。そして京都造形芸術大学教授でもある。なぜ芸大教授なのか。この著書あるが故か。
人間は両親から遺伝子情報を与えられて生まれてくる。そして母親との接触から始まり、多くの人との接触を通じてその社会の文化を受け取り精神形成を行う。
それでは風景という刺激は精神の形成にとってどんな役割を果たしているのか。
著者の庭園への関心はここに始まるという。

その関心は半端ではない。<あとがき>によれば庭園の知識は「造園の歴史」「日本の古」園」(いずれも岡崎文彬)によって得たというが、前者は上中下3巻(各巻17千円)、後者は上下2巻(58千円)の大冊である。あまりの読み返しに 本は綻びてしまい2代目を購入したという。専門分野・精神病理学の本でもこれほど何度も読んだ本はないという。
秀才がそれほど打ち込むのだから半端ではない。

何せアウシュビッツまで出てきますから。

勿論最初にはまったのが

ピエール=ジョセフ・ルドゥテ/Pierre-Joseph Redouté(1759-1840)
これで私はバラや庭園の虜になりました

荒又宏「花空庭園」など
赤川裕「英国庭園を旅する」は楼シャムハウスガーデンに道びいてくれました。

丸山健二の庭の本もストイックで写真も見事です。

丸山氏は文学賞創設!
既成の文学賞は権威の悪臭が付きまとい、話題性で売り上げを伸ばそうとする出版社のシステム、と化している,すぐれた人がこぼれおちているのではないかと。さすがです。

色々庭園の本を読み返していると

ロンドンのキューガーデンにマリアンヌ・ノースの美術館があることを発見、一度しか行けてないのですがとにかく広くて行かなかったようでう。残念。
ボタニカルアートにはものすごくひかれます。


イザベラもマリアンヌもあこがれの人、あの時代に!

現代でもドキドキハラハラ一人旅なのに。