<span itemprop="headline">支離滅裂な「自民、政策ビラ」100万枚の中身</span>
戦争法案関連…中国脅威と中東との関係は?
中国の軍備増強「迫る危機」 自民、政策ビラ100万枚(朝日新聞デジタル 6月4日)
自民党は、新たな安全保障関連法案の内容を説明するための政策ビラを作った。「戦争に巻き込まれることも徴兵制も、決してありません」などと訴え、迫る危機として中国の軍備増強を挙げた。マスコミの世論調査では、政府の説明不足を指摘する声が多い。そのため、ビラ100万枚を刷って全国の組織などを通じて配ることにした。
ビラでは「国民の命と平和な暮らしを守る大切な法律です。『スキのない構え』でさらに抑止力を高めます」と意義を強調。一問一答の形式で、「そんなに日本に危険が迫っているのですか」との問いに、「中国は急速に軍備を増強しつつ、頻繁に尖閣諸島の日本領海に公船を侵入させています」などと記した。「湾岸戦争やイラク戦争のようなものに自衛隊が参戦することは絶対にありません」とも訴えている。
党幹部の一人は「法案が複雑で、うまく国民に説明できていない。ビラを使って理解を得たい」と話す。
この短い記事のなかだけでも、自民党の言うてることは支離滅裂…
そやかて、あの人たちが国会に出してきた「戦争法案」は
「戦争に巻き込まれる」なんていう受動的な話ではなくて、
自ら進んで戦争(≒武力行使)に参加する…という内容なので
「戦争に巻き込まれること…(は)決してありません」というのは一見正しい…ねんけど
もっと正確に言うたら「戦争に進んで参加することはあります」…というコトになってるので、
誤解のないようにお願いします
(ちなみに、「戦争法案」のなかには「徴兵制」を直接可能にする内容はありませんけど
自民党の改憲草案が仮にそのまま実現したら、「徴兵制」も可能…ということになってますので その点もお忘れなく…)
で、「戦争法案」は(軍備増強を進める)「中国の脅威」を念頭につくるんでっか…?
そんでも、中東とかインド洋の話は少なくとも中国とは関係ないやんか
(ってことは、「中国の脅威」は、単なる口実…なのね)
それに、「隣国である中国の脅威」というものは、形式的には日本に対する直接の脅威となるはずなので
日本に対する侵害に対応する「個別的自衛権」の話として語るべきであるところ
なぜに「中国の脅威」を口実にして「集団的自衛権の行使」まで話をふくらし粉のように膨らませてんのか
その点も、やっぱりわかりませんわ
また、「湾岸戦争やイラク戦争のようなものに自衛隊が参戦すること」については
「戦争法案」が通れば「法律的には参加可能」であるけれども、
現時点では「政策的に参加しない」と言うてるだけ…なので、
逆に言えば将来、「政策的に参加する」ことも十分に考えられます
(…って言うか、「政策的に」も何も、アメリカが「参加せんかい!」と言ってきたら
日本政府が断れるはずないやんか…そやかて、そのための「戦争法案」やねんから)
そんでから、「法案が複雑で、うまく国民に説明できていない」のは
採決を一回で終えてしまう…という政府与党の都合を優先して
いっぺんに11本の法律を「一括法案」として審議してるから…でありまして
1本ずつ審議したら、もう少しわかりやすい説明ができるんじゃないかと、思います…
(と言うても、法案の内容がデタラメだってことがわかりやすくなるって話やけどな)
そやかて、あの人たちが国会に出してきた「戦争法案」は
「戦争に巻き込まれる」なんていう受動的な話ではなくて、
自ら進んで戦争(≒武力行使)に参加する…という内容なので
「戦争に巻き込まれること…(は)決してありません」というのは一見正しい…ねんけど
もっと正確に言うたら「戦争に進んで参加することはあります」…というコトになってるので、
誤解のないようにお願いします
(ちなみに、「戦争法案」のなかには「徴兵制」を直接可能にする内容はありませんけど
自民党の改憲草案が仮にそのまま実現したら、「徴兵制」も可能…ということになってますので その点もお忘れなく…)
で、「戦争法案」は(軍備増強を進める)「中国の脅威」を念頭につくるんでっか…?
そんでも、中東とかインド洋の話は少なくとも中国とは関係ないやんか
(ってことは、「中国の脅威」は、単なる口実…なのね)
それに、「隣国である中国の脅威」というものは、形式的には日本に対する直接の脅威となるはずなので
日本に対する侵害に対応する「個別的自衛権」の話として語るべきであるところ
なぜに「中国の脅威」を口実にして「集団的自衛権の行使」まで話をふくらし粉のように膨らませてんのか
その点も、やっぱりわかりませんわ
また、「湾岸戦争やイラク戦争のようなものに自衛隊が参戦すること」については
「戦争法案」が通れば「法律的には参加可能」であるけれども、
現時点では「政策的に参加しない」と言うてるだけ…なので、
逆に言えば将来、「政策的に参加する」ことも十分に考えられます
(…って言うか、「政策的に」も何も、アメリカが「参加せんかい!」と言ってきたら
日本政府が断れるはずないやんか…そやかて、そのための「戦争法案」やねんから)
そんでから、「法案が複雑で、うまく国民に説明できていない」のは
採決を一回で終えてしまう…という政府与党の都合を優先して
いっぺんに11本の法律を「一括法案」として審議してるから…でありまして
1本ずつ審議したら、もう少しわかりやすい説明ができるんじゃないかと、思います…
(と言うても、法案の内容がデタラメだってことがわかりやすくなるって話やけどな)
転載元: mimiの日々是好日