riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">玉三郎10年ぶりのお富と新版「牡丹燈籠」</span>


ああ、もうあれから10年もたつのですね。

七月大歌舞伎は玉三郎海老蔵猿之助・中車の出演なので観ないわけにはいきませんでした。

私がそう思うぐらいだからチケットは苛烈な争奪戦。

歌舞伎・ミュージカル・宝塚ファンは同じ演目を何回もご覧になる方が多いけれど私は一回勝負、今回ほどもっと良い席で観たいと思ったことはありません。



お富さん』(おとみさん)とは春日八郎の歌で1954年8月に発売され、その年に大ヒットした歌謡曲である。作詞:山崎正、作曲:渡久地政信

解説[編集]

歌舞伎の『与話情浮名横櫛』(通称:切られ与三郎)からセリフを大量に取り入れている。ただし作曲した渡久地は歌舞伎のことはあまり知らず、むしろ当時最新の音楽であったブギウギのリズムを基にして曲を書いた。その軽快なメロディーは大当たりとなり、「粋な黒塀」「見越の松」「他人の花」といった仇っぽい名詞句
何も知らない子供までもが盛んに歌った。
「お富さん」ははじめキングレコードのスター歌手であった岡晴夫が歌う予定だったが岡がコロムビアレコードに移籍したため、急遽若手の春日に歌わせたところ大ヒット。これが春日の出世作となった。

この曲は1977年11月にエボニー・ウェッブによって「ディスコお富さん」としてカバーされてリバイバルヒットし、発売2週間で20万枚を売り上げた。

以下は歌舞伎美人(かぶきびと)から玉三郎の言葉


「生世話物(きぜわもの)(庶民の生活を写実的に描く狂言)ですから、(粋で軽やかな)江戸弁の流れを大切にしなければいけないのではないでしょうか」
 7月3日、歌舞伎座(東京・銀座)で初日を迎える「七月大歌舞伎」の昼の部で、人間国宝坂東玉三郎(65)が10年ぶりに、“お富与三郎”で知られる「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」のお富を演じる。13回目と手に入った役だが、市川海老蔵(37)の与三郎を相手に演じるのは初めて。2人が出会う「見染(みそ)め」、3年ぶりの再会で零落した与三郎が「しがねぇ恋の情が仇(あだ)」の名台詞(めいぜりふ)を投げ掛ける「源氏店」の上演だ。
 「これは、ぐれた男(与三郎)の哀愁、色っぽさを見せる芝居です。悲恋だったと嘆く。そんな役の心をいかに音に乗せるか。世話物が一番難しいですね」

配役
与三郎  海老蔵
蝙蝠安獅 童
番頭藤八猿 弥
お岸歌女之丞
鳶頭金五郎
九團次


渡辺保劇評もご覧ください。
玉三郎が、大西信行版の「牡丹燈籠」をうまくアレンジして演出、新版をつ
くった。現代性もあり歌舞伎の面白さもあって、楽しめる世話物である。
 ことにいいのは、自身が持ち役の伴蔵女房お峰に廻って、中車を伴蔵に使っ
たこと。中車は現代劇や映像では人間描写がうまい役者だが、とかく歌舞伎で
はまだその魅力を出し切れていない。その中車の才能をうまく引き出したのは
演出家として役者としての玉三郎の功績である。
 全二幕。序幕は大川に浮かぶ舟中で、お露、お米に山本志丈の三人を見せ、
つづいて円朝の高座、萩原家、伴蔵の内、高座をはさんでもとの伴蔵の内、さ
らに萩原家に戻って、伴蔵のお札はがしから新三郎が死ぬまで。二幕目が高座
から栗橋宿関口屋、ここでお六と馬方久蔵の件りを見せ、次が笹屋の二階、戻
って夜の関口屋の表からもとの店先になり、ここでおろくに幽霊がとりつき、
伴蔵が思わず小刀でこれを殺してしまう。と今度は幽霊がお峰に移って伴蔵が
お峰を殺して花道を「暗闇の丑松」もどきで引っ込むまで。
序幕の展開はもう一つスッキリしそうなものであるが、後半は手際がよく、こ
とにいつもはもう一杯道具が変わって見せるお峰殺しを店先で見せ、伴蔵の狂
気を見せたところは出色の出来である。感心した。
 玉三郎のお峰は、中車の伴蔵を芸の上で引張って行くだけでなく、物語の上
でも序幕を嬶天下にしておいて、二幕目はそれが逆転。女の人生、夫婦の機微
を描いて、いかにも現代にもありそうなドラマになっている。あざやかな手際。
ことに伴蔵への嫉妬、夫婦喧嘩から、一転伴蔵に言い寄られて仲直り、お前さ
んに捨てられたらば私は行くところがないという女の哀れさ、心細さ、可愛ら
しさを十分に出してうまい。最後に幽霊に取りつかれるまで傑作である。
 玉三郎に引かれて中車の伴蔵もいい。序幕はこれまでの伴蔵と違って受け手
に廻っているが、二幕目の関口屋の店先では、お峰の機嫌をとろうとして、つ
い本気になって早く寝ようというエロティックな具合がうまい。ようやく俳優
としての本領を発揮している。
 猿之助円朝は最初下手から歩いて高座へ出て来たところ、その老けた体と
いい、歩きつきといい、鏑木清方の絵や写真や記録にのこる円朝のイメージを
うまく写している。これで話しぶりが、地の言葉、タテ言葉、会話の変わり目、
緩急が工夫されていれば、なお話が立体的になり、奥行きが出ただろう。初演
文学座加藤武以来、一番円朝らしい。これまで多くの場合単なるナレータ
ーだった役が、主役に準じる役にまで大きく成長している。お手柄。
 中車、猿之助ふたりのヒットに対して海老蔵の馬方久蔵は、楽屋落ちで観客
を笑わせるだけで喜劇のツボをはずしているし、とぼけた役の人物像も描かれ
ていない。この大事な役を、海老蔵は単なるお付き合い、御馳走としかとらえ
ていないようである。
 吉弥のお米は幽霊の凄味が薄く、玉朗のお露はこがれ死するほどの思いがな
いのはまだ是非がない。市蔵の山本志丈、歌女之丞のおろく、弘太郎の手代
(丁稚ではないか)定吉がいい。春猿のお国はこの台本でいけばちょっと出る
だけだか十分の出来である。
 九団次の新三郎は、分別がシッカリしすぎていて、恋におぼれる男とも幽霊
にとりつかれる男にも見えない。この人のニンに合わないのだろう。
 気になるのは、肝腎の牡丹燈籠が暗闇で見ると二つの房が目のように見えて
風情がないことと、「カロンコロン」という下駄の音が凄味を欠くこと。
 この前に「熊谷陣屋」がある。
 海老蔵初役の熊谷は大いに期待して行ったが、花道を出たところ、…




 夜の部は江戸の落語家、三遊亭円朝の怪談噺をもとにした「牡丹燈籠(ぼたんどうろう)」のお峰。市川中車(ちゅうしゃ)(49)=香川照之=演じる伴蔵(ともぞう)の妻役で、演出も兼ねる。幽霊の手助けで得た大金で人生を狂わされる夫婦を描く。

夜の部は「牡丹燈籠」これほど笑った玉三郎の芝居は初めて。貧しいおかみさん役で紅さえ引かない汚い役。天女とのギャップが最高である。今月は芝居の組み合わせがいい。亭主役は大好きなゴールデンカップルの仁左衛門様。このいちゃつきぶりは本当の夫婦にしか見えない。役者は凄い。上から下までなんなく演じるかのよう。この夫婦の会話、もう台詞とは思えない。楽々とあの愚痴が次々と繰り出される。半分聞こえない感じにしたり。こういうのあるよね。つい言いたくなる。私はもう言っても向こうが1カ月もだんまりなので言えないが。

 「カランコロン」で有名な「怪談・牡丹燈籠」杉村春子の芝居で有名。映画で幽霊二人の姿をおぼろげに観たのを覚えている。足のない幽霊がお決まりだったのに下駄を履くのが画期的だったそうだ。

 原話は中国の「牡丹燈記」。ある書生が美女と結ばれるがそれは死霊で僧の助けもむなしく命を失う話。平家物語の琵琶法師の話もちょっと似ていないだろうか。面白い話は脚色されていくのだろう。
4世鶴屋南北岡本綺堂、そして今回の舞台は三遊亭円朝作である。芝居の中でも三津五郎円朝に扮している。最近落語は流行でテレビで落語講座があり舞台も映画も出来ている。

 三津五郎は馬子久蔵にも扮し玉三郎の女将の口車に乗って亭主の秘密をばらしてしまう。大いに笑わせてくれる場面である。お酒や女性や儲け話に弱い人間だ。


今回の円朝猿之助、上手い!

  



貧乏時代は仲良かった夫婦が魔が差して悪事を働き、立派な店も構え、裕福となるが皮肉にも亭主は女遊びを始める。歌舞伎や落語だから因果応報となる。

 亭主が店を開いたのはその故郷だから、周りは他人ばかりの女将は寂しい。そんなところも女将に同情したくなる。
今飲むヨーグルトR1飲んだら気持ち悪くなってきました。


昨日は早朝整形に行き家で食べることが出来ないのでモーニング食べたらパン食でおかしい。

ごぼう茶やヨーグルト、サラダもあって、パンはパニーニでベーコンや野菜入りで500円なのに。

パンフもまだ玉さんが載っていないので買わなかったため写真もなくて御免なさい。


藤本隆宏氏がトーク番組にで出ていて、あの「花子とアン」の
やさしいげな俳優さんでした。現役引退まで水泳の練習と劇団四季
のレッスンの二足のわらじの生活を送る
1998年劇団四季退団後は、蜷川幸雄演出『リチャード三世』、野田秀樹作『パンドラの鐘』などに出演。ミュージカルでは『エリザベート』、『シラノ・ザ・ミュージカル』などに出演。時代劇では、新派公演『大つごもり』や『ふるあめりかに袖はぬらさじ
、『関ヶ原異聞』などに出演した。
その後テレビドラマへ進出。2009年NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』でオーディションを経て主役の親友・広瀬武夫役を演じ[1]注目を集めると、2011年TBSJIN-仁- 完結編』で西郷隆盛役を演じる[4]などテレビドラマ出演も増え、同年の第2回岩谷時子賞を受賞[5]2012年にはNHK大河ドラマ平清盛』へ、2014年にはNHK連続テレビ小説花子とアン』へ出演している[6]
2010年6月には日米合作映画『Playin' for Money』(監督:榎本二郎、ケビン・グラバー)[1] で初主演。オーディションと面接で大役を掴んだ。同年秋アメリカで公開[要出典]
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