<span itemprop="headline">戦争画リターンズ藤田嗣治とアッツ島の花々</span>
↑詳しいサイト
を観て美術館で買ってきた本や図書館で借りた本、何冊か読みました。
平山氏は藤田には何回も皮肉な書き方していて気になります。
人殺しを強いられ殺し戦死した兵隊を
「軍神」「神兵」と讃えて戦後も評価が高いのにフジタにたいしては。
↑同感です。
アッツ桜等有名ですがそんな強風・極寒で人が住めないようなところに
大勢戦争に行かせ、見殺しにする、残酷極まりない戦争指導者、
昔の事ではなくなりそうでたまりません。
そこには食料も医薬品も沢山用意されていた。
ところが日本は「生きて虜囚の辱め受けず」を叩き込まれていましたから。
10年後遺体発掘に行ったら北の国だから遺体は徐々にしか腐敗しない。
髪の毛は伸び、、内臓は腐って悪臭が入り自分の子が出なければ良いとさえ思われた…太宰治の弟子三田循司の父
どんなに全部食べてから死にたかったことか。
米軍側も遺骨捜索に全面協力。
ちょうどテレビで「 それでもボクはやってない」からの気になる俳優
主人公の青年が病気の彼女と結ばれた時、
とても辛そうな悲しそうな顔しました。
野見山暁治
再会する
——フジタの戦争
高地』
はずだった?
思想」
改めた
を見つけたくないと思った
「血が凍ったような真ッ黒なユリの花」を手折った
にも敢行した
日本兵の死体を見た
あてた
完成せよ」
花に執着した
を採集した
ていた
戦時体制下らしい作品だなって見ていたけど、
解説を聞いて目からウロコだったのは、
「日本軍の攻撃に国旗を捨てて敗走する中国軍」って
いかにも軍部が喜びそうな絵だけど、遊ぶ少女は
「青い目の人形」を今でも大事に可愛がっていること、
軍国少女なら、この場面でにっこり笑うハズなのに、
退屈そうな表情をしていること。メキシコで自主性を尊重する
教育を受けて帰国した民次の娘は「滅私奉公」の日本の教育に
戸惑っていただろう。民次の反戦思想が隠されているのだと。
勿論水木作品は最初に敗走記が載っています。
追記
日本軍の損害は戦死2,638名、捕虜は27名で生存率は1パーセントに過ぎなかった。アメリカ軍損害は戦死約600名、負傷約1,200名であった。
最近テレビで西洋では歴史的な大作の戦争画があるのでフジタもそれを目指したのではないかと…
戦争中戦争画は全国を巡回、なかなか実物を観ることの出来ない油絵等を観ることが出来て喜んだりもしたと。
アメリカが贈ってくれた青い眼の人形(日本からもお返しの日本の人形が贈られた)は敵の人形だと言われ燃やされたりしたが勇気ある人たちが隠した話も聞いてます。