<span itemprop="headline">男尊女卑と言う病</span>
図書館で又偶然手に取った本です。
簡単に読めます。暴言吐く男性の心理、対応がわかった気になります。
安部政権の「女性活躍担当大臣」
これを「男性活躍担当大臣」としたら、そのおかしさがわかる。
未だに完全に男社会である政治の世界、
1位はルワンダ
「こんなに女性を登用してやってるんだ」「女性が輝く社会をつくろうとしているんだ」と言う上から目線の気持ち悪さ、感じませんか。
夫に人前でバカにされた。男性客に「“男”の責任者を出せ」と騒がれた。「女は泣けば許されると思ってるんだから」「女はすぐ感情的になるから」など、なにかにつけて「女は」と小バカにされる。見せかけの“男女平等社会”に、静かにキレている女性は少なくないかもしれない。
『男尊女卑という病』(片田珠美/幻冬舎)によると、多くの男性が女性を一段下に扱うのは、必ずしも意識的ではないという。多くが無意識のうちらしい。なぜ、男は女をバカにするのか。
まず考えられるのは、その男性自身が職場で上司や同僚から見下されたり、小バカにされたりしている可能性だ。これは、有名な精神分析学者・フロイトの娘であるアンナ・フロイトが名づけた「攻撃者への同一化」というメカニズムで、自分が受けた仕打ちを弱い対象に加えることにより無力感や屈辱感、不安や恐怖を乗り越えようとするもの。このメカニズムは、いじめられっ子がさらに弱い者をいじめて“いじめっ子”に変わったり、虐待を受けていた子どもが大人になって…
形式: 新書
果たして、日本では男女平等社会が実現しているのだろうか?
そう訊かれると、日本では「男女平等社会が実現していない!」と答えざるを得ないのが実情である。
ちなみに、この本が出た2015年は、「家制度」の廃止から70年と、男女雇用機会均等法の成立から30年の節目の年であったが、確かに日本には、格差婚(妻の年収が夫の年収を大きく上回ること)や、年の差カップル(男性の年齢よりも、女性の年齢の方が一回り高いカップル)や、男性が女性の指示を受ける(女性が管理職のポストに就く)ことなどを生理的・心理的に受け付けない風潮が根強く残っている。
そこで、政府(特に自民党政権)は「管理職や、国会・地方議員に占める女性の割合を3割以上」などの具体的な数値目標を掲げることで、男女平等社会の実現を図ろうとしているのだが、これを実際にやると、女性の側から「上から目線だ!」などと批判されてしまう。
それでいて、思うような活躍ができないと、今度は「女性だから」と言う理由で、男性の側から強烈なバッシングを受けてしまう。
つまり、結局は女性と、男性の両方を苦しめているだけなのである。
そのような社会病理の構造と、政府の認識のズレを、この本ははっきりと示していると言える。
しかも、この本の場合は古典心理学の一つである、フロイ...続きを読む ›
そう訊かれると、日本では「男女平等社会が実現していない!」と答えざるを得ないのが実情である。
ちなみに、この本が出た2015年は、「家制度」の廃止から70年と、男女雇用機会均等法の成立から30年の節目の年であったが、確かに日本には、格差婚(妻の年収が夫の年収を大きく上回ること)や、年の差カップル(男性の年齢よりも、女性の年齢の方が一回り高いカップル)や、男性が女性の指示を受ける(女性が管理職のポストに就く)ことなどを生理的・心理的に受け付けない風潮が根強く残っている。
そこで、政府(特に自民党政権)は「管理職や、国会・地方議員に占める女性の割合を3割以上」などの具体的な数値目標を掲げることで、男女平等社会の実現を図ろうとしているのだが、これを実際にやると、女性の側から「上から目線だ!」などと批判されてしまう。
それでいて、思うような活躍ができないと、今度は「女性だから」と言う理由で、男性の側から強烈なバッシングを受けてしまう。
つまり、結局は女性と、男性の両方を苦しめているだけなのである。
そのような社会病理の構造と、政府の認識のズレを、この本ははっきりと示していると言える。
しかも、この本の場合は古典心理学の一つである、フロイ...続きを読む ›
九州の友人は本当の男尊女卑の家庭は男の子に厳しいといいます。
各地の男根崇拝の祭りや神社もこういうことなのですね。