<span itemprop="headline">日本国憲法誕生の真相</span>
「日本の青空」は、終戦後の憲法作成に尽力した鈴木安蔵(YASUZO SUZUKI)という在野の憲法学者(Constitutional scholar)を描いた映画です。
ストーリーは女性編集者(田丸麻紀)が鈴木安蔵の足跡を取材する、というかたちで描かれています。
ストーリーは女性編集者(田丸麻紀)が鈴木安蔵の足跡を取材する、というかたちで描かれています。
戦前の惨めな日本女性の境遇を知っていて男女平等を盛り込んでくれたベアテ・ゴードンさんも登場します。
彼女を主人公にしたジェームス三木原作の舞台「真珠の首飾り」も
感動的でした。
上の動画はダイジェストですが是非ご覧ください。
私は20年も前か、名古屋大学で観て感動しました。
こういう映画が映画館で上映されないとは、変な国です。
鈴木安蔵を取り上げてくれました。
愛知大学の夜間部の学生が
「先生これいい本ですよ」と差し出したのが鈴木安蔵の論文集だった。
獄中世界中の憲法を勉強、職につけたのは戦後47歳の時だった。
護憲運動のリ-ダーとしても活躍した。
私擬憲法時代といわれる明治初期、真に大弾圧に抗して情熱を傾けて書かれた廿余の草案を参考にした!
これはGHQに届けられた。
他にももっと先進的な高野岩三郎らの草案もありました。
政府が出した明治憲法の焼き直しのような草案は役に立たなかったが、
鈴木の草案は大いに役にたった。
どちらが押しつけでしょうか。
しかも国会で審議可決された憲法です。
国民が大歓迎した憲法です。
これは決してかえられない普遍的な原則です。
世界の憲法を研究しつくして書き上げた物です。
戦争放棄は鈴木の提案ではなかった。
「女は戦争が嫌い。参政権があれば戦争なんてしない」
鈴木の妻は翻訳家で生活を支えた。
ところが鈴木も驚く稲田は自分の息子は戦争に行かせないが国民には戦争せよといってる女がいる時代になってしまった。
こんな時代を観るとは…