<span itemprop="headline">(社説)今、憲法を考える (4) 源流は自由民権運動(東京新聞)</span>
(社説)今、憲法を考える (4) 源流は自由民権運動(東京新聞)
45年10月、鈴木安蔵・高野岩三郎らが「憲法研究会」を立ち上げ、45年12月に憲法草案要綱をまとめ、新聞で発表するとともにGHQにも提出しました。マッカーサーはそれを直ちに部下に英訳させたと言われています。
こうした認識を全く欠いたまま、ただ「押しつけの憲法」だと極めつけるのであれば、それは話になりません。
(関係記事)
2012年7月12日 【憲法制定のころ3】9条はどのように審議されたか?
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三日連続で掲載された評論記事で、鈴木氏は「日本国家の民主主義的建設」や「日本民族のより高次な発展」のためには大日本帝国憲法を全面的に改正する必要があり、改正の意見が「広く国民の間から、溌剌(はつらつ)として」展開されることが望ましいと主張している。
「統治権は国民より発す」と国民主権を明示し、天皇に関しては「国民の委任により専ら国家的儀礼を司(つかさど)る」と象徴天皇制に通じる内容だ。「法の下の平等」や「男女同権」など、現行憲法と共通する条文も列挙している。
転載元: mimiの日々是好日