<span itemprop="headline">原発を作らせない人々 西さんからのメール</span>
みなさま 西英子です。
16日の夜は 金曜行動です。
中電本店前 18時~19時 夜は寒いのでマフラーをしていきましょう。
〇 24日(土)はドキュメンタリー映画2本の上映会をします。
最新の情報として今年放映されたテレビの映像も紹介します。
前回にひきつづき、上関原発をつくらせないよう34年闘ってきた人々のことを
書きます。
福島原発事故を経て憤りに変わった。
11年5月、山口県小学校長会の研修会に出席しやYさんは質問した。
「原子力、エネルギー教育について、今後のあり方など県教委のご見解をお聞きしたい」
と、普通、県教委に要望をぶつける校長などいない。 その後、校長会の会長ら幹部に
呼び出されて「校長会の顔に泥を塗られた」と叱責された。説教は延々と続いた。
教育界を率いる者が、あの震災後も原発問題に何も疑問をもっていないなんてと、
Yさんは帰りの車中で辞職を決意した。55才で辞職した。
スノコを立て看板にし、「脱!原子力ムラ」「中電さんサヨナラ」と印刷した紙を張った。
続けた。
「一緒に歩いて良いですか」Yさんはそんな反応があるのではと期待した。だが、祝島
から約25キロ離れた地元では、何の反応もなかった。かっての教員仲間とは疎遠に
なった。
自分はドン・キホーテだったのかもしれないと思うこともある。だがこう思う。
「自分もかっては、原発に無関心だったのです」と。
前回書いた民子さんには、腹が立って忘れられない言葉がある。
2009年頃、中国電力の社員が船上からマイクで島民に呼びかけた。
『農業や漁業の第一次産業だけで、本当に島がよくなるとお考えですか』
『人口が減って、お年寄りばかりの町になっているんですよ』
女性たちはそれに反発した。それなら原発のに頼らない島おこしをすればいいんだろう。
女性たちは85年からビワ茶、水産加工品の商品開発を本格化させた。
89年頃から評判が高まり始め、全国各地の産直団体などに卸すようになった。
今やほとんどの商品が固定客だけで完売するという。
〇 祝島の無農薬のビワ茶とひじきは私も食べましたが、おいしいです!
祝島の島民は、先祖から受け継いできた命や生活、ふるさとを守るために、
一貫して原発計画と補償金を拒否してきました。
34年にわたる闘いの映画をぜひ観に来てください。
あなたのまわりに人たちにも 拡散してくださいますようお願いします。
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12/24(土)映画2本上映会 山口県は埋立許可を延長した
海を埋め立てて上関原発を建設するのか?
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日時/ 12月24日(土)2回上映 各2時間10分
午前の上映 10時30分~12時40分
午後の上映 2時~4時30分
場所/ ナディアパーク6階 集会室
(市民活動推進センター)
地下鉄 栄駅 7,8番出口7分
地下鉄 矢場町駅 5,6番出口5分
映画/(1)『祝の島』纐纈あや監督 105分
(2)『神の海に暮らす~まだ見えぬ原発に揺れる島~』
山口朝日放送制作(2016年)25分
「海と山さえあれば生きていける。だから私の代で海を売らん」
と中国電力に対して、34年も闘い続けています。
資料代として 500円
主催/ 上映の会
問合せ/ 西英子(052-808-3241)
しかし、今年の8月になって突然、山口県は工事の免許期限延長を
許可しました。
「海と山さえあれば生きていける。だからわたしらの代で海を売らん。
海は私たちのいのち!」
と34年間も闘い続けています。ぜひ映画をごらんになってください。
お願いします。