riboni5235’s diary

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<span itemprop="headline">何度でも言う、福島原発の事故はアベ総理の責任が大</span>




津波の前の根本的問題:「地震の為に全外部電源の喪失」を追求するべきです】
東電と政府、絶対に津波で「やられた」事にしたい理由があります。

なぜか?
それは、地震のみで「爆発」する可能性を認めた時点で、《全ての原発を急いで廃炉にする動きをしなくてはならなくなるから》なんです。

どうしても国策として原発を残したい政府は、そんな事を認めるはずがありません。

そのために、「想定外だった津波」のせいにし、「そこをしっかりやれば問題ないでしょ?」って事に話をまとめたい。

でも、世の中の方々が以下のような事に本気で注目し出したら・・・原発は「再稼働or停止問題」どころか《即廃炉決定》のはずなんですが。。。

せめて、「乾式キャスクへの移行と絶対に電力供給できる補助電源棟を急いで作れよ」って心から思います。
《外部電源が最低いずれか1つの号機の常用高圧配電盤に通じれば、1~4号機すべてに外部電源が通電することがわかる》
■参照リンクURL
※興味がある方は、このリンク全体をご確認ください。

■参照リンク 一部抜粋
1.鉄塔倒壊は「外部電源喪失」と無関係
今回の福島第一の事故では、[地震]外部電源喪失→[津波]全交流電源喪失が事故の発端のようにあっさり説明されているが、それはまやかしやゴマカシであり、その詳細はきちんと検証しなければならない。

福島第一が「外部電源喪失」に陥った理由が、国会で共産党の吉井代議士が取り上げたことで有名になった送電線の鉄塔倒壊にあるかのようなイメージも形成されている。しかし、これもまったくのイメージでしかなく、せいぜいのところ、現在冷温停止状態にあるとされる5・6号機の「外部電源喪失」の原因でしかない。

今回の事故で破局へと進んだ1号機から3号機そして無残な姿をさらしている4号機は、外部電源を基本的に新福島変電所からの「大熊線(1L~4L)」(275kV)から受電するようになっている。
倒壊した鉄塔は、破局をまぬかれた5号機・6号機向け高圧送電線「夜の森線」(66kV)の鉄塔(No.27)で、同じ新福島変電所から出ているけれど「大熊線」のものではない。

確かに、「夜の森線」の鉄塔が倒壊したことで電線が接触するようなかたちになったため、新福島変電所の保護装置が働いた。しかし、それはあくまで「夜の森線」にかかわる部分だけだった。

2.1系統でも受電できればOKなのに6系統すべてがダメ
肝心な「大熊線」からの受電や予備送電線である東北電力東電原子力線からの受電はどうだったのだろうか。

話がわかりやすくなるよう、1号機を中心に説明する。1号機の外部電源の受電は、「大熊線1L」から2号機と共有の「超高圧開閉所」(「1/2号機開閉所」:外部から来る高圧電流を制御する装置)を経由し常用高圧配電盤に通じるかたちで行われる。

そして、各号機の常用高圧配電盤は、3・4号機も含めお互いが接続されており電力が融通できる仕組みになっている。

「1/2号機開閉所」は、1・2号機の原子炉建屋の外にあり山側だから津波の影響は受けていない。
(3・4号機共有の「超高圧開閉所」(「3/4号機開閉所」)は津波の影響を受けたとのこと。原子炉建屋よりは山側だが「1/2号機開閉所」とは少し離れておりやや海側にある)

さらに、1号機は東北電力の「東電原子力線」(66kV)からも受電でき、「1/2号機開閉所」を経由して常用高圧配電盤に通じている。

このような仕組みをまとめると、
《外部電源が最低いずれか1つの号機の常用高圧配電盤に通じれば、1~4号機すべてに外部電源が通電することがわかる》

5月16日以降に公表されたデータやプラントパラメータを見ると、1号機から3号機(4号機は記録装置の取替工事中でデータなし)及び5・6号機ですべての非常用ディーゼル発電機が地震後ただちに起動している。
その事実は、どの号機の高圧配電盤も外部電源を受電できなかったことを物語っている。

ここで確認しておきたいのは、外部電源がどこか1系統でも通電していれば、たとえ津波が来てタービン建屋が水没し非常用発電機が動かなくなっても無関係で工学的安全施設(ECCSなど注水及び冷却の設備)が稼働していたということである。

外部電源が通じているのだから、非常用ディーゼル発電機が起動することもない。

なお、東電は、常用高圧配電盤と常用パワーセンターについて、津波の被害を受けたと推定すると曖昧な表現でそれらが機能を失ったように説明している。

3.なぜ、1系統も受電できなかったのか?
1号機は、「1/2号機開閉所」にある「大熊線1L」受電用遮断器が壊れたために受電できなかったと推定されている。
そして、1号機にのみある予備の「東電原子力線」は、洞道に敷設され1号機の常用高圧配電盤につながるケーブルに不具合があり受電されなかったと説明されているが、敷設現場が確認できないから不具合の内容や原因が今もってわからないと説明している。

2号機は、「1/2号機開閉所」にある「大熊線2L」受電用遮断器に加え断路器も壊れており受電ができなかったと推定されている。

このように、福島第一は、地震で、原子炉のみならず電気設備もズタズタになり、たった1系統でも受電できれば(そのために多重化されている)、非常用ディーゼル発電機さえ不要だったのにどれ一つも受電できなかったのである。

新福島変電所でも、主要変圧器・遮断器・断路器・計器用変圧器・変流器が壊れている。

震源域のマグニチュードは9.0でも、直下型ではない震度6強の地震で、原子炉から電気設備までがボロボロに瓦解したという事実は、国民共有の認識にならなければならない》

※ 参考資料
福島第一原子力発電所内外の電気設備の被害状況等に係る記録に関する報告を踏まえた対応について(指示)に対する報告について」5/23東電

原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書
東京電力福島原子力発電所の事故について-」6/6政府
「Ⅲ.東北地方太平洋沖地震とそれによる津波の被害」
のP.30に、外部電源関係の説明がある。


転載元: 情報収集中&放電中