riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

個人美術館を愉しむ

 

美術館で偶然見つけたこの本、下の本もあることを知り興味深々です。
 
美術館にカフェがあると嬉しいですね。
 
個人美術館の愉しみ
コジンビジュツカンノタノシミ
2011年10月18日発売
定価(本体1,300円+税)
ISBN 978-4-334-03649-2
光文社新書
判型:新書判ソフト
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個人美術館の愉しみ赤瀬川原平/著

個人美術館とは、一人の作家だけの美術館と、一人のコレクターによる美術館と、二通りの意味を持つ。
秋野不矩植田正治小磯良平ベルナール・ビュフェ熊谷守一香月泰男河鍋暁斎イサム・ノグチ安野光雅猪熊弦一郎杉本健吉etc.
個人美術館の愉しみは、近現代を彩る芸術家たちの足跡を眺められること。もう一つの愉しみは、その作品の山を築くことになったコレクターの、熱情を見ること。大金を投げ出して手に入れた人の熱情が並ぶと、その熱を通して見えてくるものがある。
日本にある、魅力ある個人美術館を厳選。赤瀬川さんが紡ぐ46の物語。

目次

まえがき
第1話  足立美術館   田んぼの町に隠れた日本庭園
第2話  大田区立龍子記念館   筆力旺盛に舌を巻く
第3話  かみや美術館   岡の上の静寂美術館
第4話  何必館京都現代美術館   品格の内に宿した狂熱
第5話  浜松市秋野不矩美術館   丘の上の岩絵の具の砦
第6話  植田正治写真美術館   田んぼの中の写真館
第7話  小平市平櫛田中彫刻美術館   どこまでも探求する彫刻家
第8話  細見美術館   古典の魅力を今に繋げる
第9話  徳川美術館   “新品同様”の揃う宝庫
第10話  真鶴町中川一政美術館   風景の現場がアトリエだった
第11話  大津市三橋節子美術館   花折峠の美術館
第12話  玉堂美術館   自然のリズムを掴む
第13話  神戸市立小磯記念美術館   折り目正しい自然描写
第14話  ベルナール・ビュフェ美術館   苛立つ線の画家
第15話  熊谷守一記念館   まったく慌てたところのない絵
第16話  台東区立朝倉彫塑館   才能フル回転の彫塑館
第17話  香月泰男美術館   「私の地球」のある美術館
第18話  出光美術館(門司)   キャンバスに描かれた禅画
第19話  河鍋暁斎記念美術館   掛け値なし、絵筆の天才
第20話  稲沢市荻須記念美術館   パリを描き、パリに死す
第21話  弥生美術館・竹久夢二美術館   額のない絵の美術館
第22話  イサム・ノグチ庭園美術館   屋島と五剣山を借景とする
第23話  鎌倉市鏑木清方記念美術館   賑やかな通りの閑静な美術館
第24話  大塚国際美術館   泰西名画の原寸図書館
第25話  メナード美術館   粒よりの絵が味わえる
第26話  DIC川村記念美術館   明るく賑わうホリデーの場所
第27話  河村美術館   青木繁絶筆の地
第28話  宮本三郎美術館   常に先走る描写力
第29話  長崎市野口彌太郎記念美術館   長崎の景色を愛した画家
第30話  根津美術館   緻密に練られた展示環境
第31話  笠間日動美術館   画商ならではの芸術保護区
第32話  喜多美術館   田園の孤独な目の軌跡
第33話  アサヒビール大山崎山荘美術館   大山崎での熱意のかたまり
第34話  山口蓬春記念館   画家と建築家による幸福な建物
第35話  ウッドワン美術館   「目玉」を揃えた山の美術館
第36話  津和野町立安野光雅美術館   昔の教室のある美術館
第37話  上原近代美術館   くつろぎの丘のコレクション
第38話  ひろしま美術館   ピカソまでの粒選り名画
第39話  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館   ニューヨークのゲンちゃん
第40話  ポーラ美術館   緑の中のガラス容器
第41話  中野美術館   薄味と渋味が光る小品
第42話  杉本美術館   観察の先の描写の味わい
第43話  大川美術館   絵は心のマッサージ
第44話  太田記念美術館   原宿のエアポケット
第45話  大原美術館   進取の気に富む美術館
番外編  夢見る谷内六郎美術館
あとがき

著者紹介

赤瀬川原平(あかせがわげんぺい)
一九三七年神奈川県生まれ。画家、作家。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)中退。六〇年代、前衛芸術家として活動。七〇年代、独自の批評を盛り込んだイラストレーターとして活躍。八一年、「尾辻克彦」名義の『父が消えた』で芥川賞を受賞。八六年、藤森照信南伸坊らと「路上観察学会」を結成。著書に、『赤瀬川原平の名画読本』(光文社知恵の森文庫)、『超芸術トマソン』『老人力』(以上、ちくま文庫)、『新解さんの謎』(文春文庫)、『千利休 無言の前衛』(岩波新書)など多数。
新書
 
 
赤瀬川さんのファンです。赤瀬川さんは名古屋に在住されていたことがあります。スターマークがあるところは見学した美術館です。
 
玉堂さんの子孫の方と知り合いこの本と画集を貸していました。。
特に京都の何必館は友人が勤めていたこともあり
出来上がる様には感動しました。
 
ベルナール・ビュフェ美術館も改装中で入れませんでした。
パリのバルザック、モロー、ユゴーの個人美術館は彼らが住んでいたのでひとしお思い入れがあります。
ピカソ美術館も行くといつも修復中でした。