幸福感に包まれる池田重子コレクション
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やっと名古屋三越に来てくれました。
会場に一歩入ると、幸せ感に包まれました。
体の痛みも忘れて、でもやはり夜の風はいけませんね。
豪華、可愛い、お洒落、粋、
池田さんは「立派にならなくていい、幸せになればいいの」と、
会場のビデオから。
美しいものを観るのとても嬉しい
着物は着ないし、実家に戻ると次男の木山入りの着物以外は消えていました。
池田さんの名前は聞いてました。
コレクションのきっかけは50歳を超えた頃に出会った帯留
「帯留は最後につけるものだから…」と
離婚し家買う慰謝料貰ったが家はいつでも買える、
アンティークの帯留めはまとめて今買わなければと。
デザインがたまらない、アールヌーボ、アールデコ
昔の職人の手仕事の素晴らしさ。
散逸したり捨てられては勿体無い。
宝石が大きいから良いのでは兄。
コレクションは1万点を超える。
大胆な鳥や花々、帯は後ろまで観ないと。
歌舞伎好きの竹尽くし 帯は翁格子、弁慶粋ですねえ。
着道楽の「松の内」お正月にしか着られない贅沢さ
春爛漫
春蘭の香り高きお嬢様
アールヌーヴォの物憂げな残照を感じさせる
麗らかな春に咲く花の競演
カトレア、チューリップ、牡丹、花菖蒲、菊、百合、楓…
古典美を受け継ぐ引き振袖の花嫁
狆、虎、竜、雄鶏、雌鶏、ひよこ、孔雀、鷺…
頭(かしら)ご愛用の皮羽織
思わずDVD付き図録を買いました。とても着物、帯留は買えない。
あとは図書館にリクエストします。
「遅く咲くのは枯れぬ花」面白そうです。
6時過ぎに行ったのですいていて楽に鑑賞出来ました。
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