riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

レイプは生涯にわたる魂の殺人、その1

兵頭さんのしらなきゃ滅ぶニュースの真相

 

望月衣塑子(いさこ)による、記者会見での菅義偉への
追及、そして国会での森ゆうこ追及のあと、官邸は文科
省の再調査を決めた。
野党時代の自民党の闘い方が、現野党の参考になる。
野党は、もっと戦術、戦略を深め、自民党を追い詰めな
ければならない。
その必死さ、国民の側に立った懸命さが、野党の追及か
らは伝わらない。
総理の犯罪など、野党ばかりか、よほどのバカを除いて
与党も疑ってはいないのだ。
官僚も、国民も、メディアも疑ってはいない。
しかし、安倍晋三を退陣にもっていけない。
そこがいかにも日本的なのだ。


安倍晋三は、意識的に国家国政を私物化し、内閣人事局
を利用して身内に利益誘導を図った。
安倍晋三の再調査の狙いは、野党にとっては、ガス抜き
として機能し、文科省にとっては粛清に使われる。
これから安倍晋三は再調査の結果を待ちたいと逃げ口上
に使うことになる。
再調査のためには、官邸や文科省から独立した第三者の
調査委員会が必要だ。


権力による、セカンドレイプについては、もみ消し中村、
フェイスブックでの「いいね」昭恵、検証拒否の松本純
と続いたのだが、捜査中にもそれがあったことが、詩織
の証言でわかった。
詩織の純粋な動機とは違って、この性犯罪には政治の意
図が介入してきている。
詩織の場合、加害者が山口敬之であったことから、他の
性犯罪とは、まったく様相が異なってくる。
その浅ましい政治は、与党ばかりか野党にも及んでいる。
これからは検察審査会が問題になる。
官邸が裏から手を回して、山口を不起訴にする可能性は
存在する。
また、民進党は、これだけ話題になっているのだから、
身を切る覚悟でひとりの性犯罪の被害者を助けなければ
ならない。


中村格(いたる)は、上杉の件、古賀の件、詩織の件と、
すべての隠蔽と排除に関わっている。
上杉と詩織の件に山口が関係している。
つまり中村と山口は相当に親密な仲だとわかる。
山口がレイプをし、それからTBS社長が内閣官房に泣き
つき、このレイプ事件をもみ消す代わりに番組のキャス
ターやコメンテイターを交代させる。
安倍に中村格が駆けつけ、総理の了解をもらって、官房
長官に連絡して山口の逮捕を止めた。
もはや日本が法治国家ではなく、三権分立さえしていな
いことがわかる。
これで山口は、安倍政権には絶対に逆らわない「使える
人材」になった。
「悪だくみ」の仲間になれば、何をやっても警察の捜査
は入らないし、マスコミに悪口も言われない。
ほとぼりが冷めた頃に国会議員にする。
残念ながらこれが現在の日本である。

・━━━━━━☆

◆目次◆


1 追い込まれる安倍腐敗政権

2 再調査は第三者の調査委員会でやるべきだ

3 レイプは生涯にわたる魂の殺人

4 政治権力のセカンドレイプ

・━━━━━━☆

1 追い込まれる安倍腐敗政権


6月8日の、加計学園事件に関する森ゆうこの、参院・農
水委での追及が話題になっている。
野党やネットばかりでなく、テレビでも放送された。


わたしが見たのはモーニングショーだった。
長く放送し、そのあと、米国政治と日本との違いにわか
りやすく繋いで、見応えのある番組を作っていた。


望月衣塑子(いさこ)による、記者会見での菅義偉への
追及、そして国会での森ゆうこ追及のあと、官邸は文科
省の再調査を決めたから、慌てさせたことだけは確かだ。


加計学園6/8森ゆうこ「みんな命がけで告発 このまま
じゃいけない!」:参院・農水委
https://www.youtube.com/watch?v=lL1bSOkiNRc&t=176s


昔は森のような追及も珍しくなかった。
野党の追及には感情(国民の気持ち)が入らなければな
らない。
この感情(国民の気持ち)が野党から姿を消してしまっ
た。


多くの議員は政治家から専門家に退行してしまい、淡々
と事前通告した質問を繰り返す。
お約束の時間を消費していく。
その向こうに見えているのは行儀よい与党勝利の採決だ。


いまは牛歩すらしない。
敗者の合理性が、専門家としての野党政治家に染みつい
ているのだ。


野党時代の自民党の戦術はこうではなかった。
少数派でありながら、米国、官僚、財界を味方に付け、
旧民主党の内部分裂を画し(小沢排除)、政権を財務官
僚のパペット(野田佳彦)に貶めた。
旧民主党は、衆参とも多数派を占めながら、最後は、あ
ろうことか自公と組んで、少数野党無視、国民無視、米
国・官僚・財界隷属の、実質的な大政翼賛会まで作って
見せた(野田佳彦


消費税増税を決めた後、大政奉還の自爆解散までやって
のけ、今日の惨状の土台まで作った。
その野田佳彦を幹事長につけ、人気回復がままならぬと
首をかしげる姿に、国民を無視続ける異様な最大野党の
姿がある。


民進党旧民主党)にも優れた政治家はいるのだから、
民主党政権の失敗にあまり関係のない政治家を前面に立
て、党勢回復を図るのが原則だろう。
そうすれば、国民も悪夢から覚めやすい。
過去との決別は、辛うじて信頼を引き寄せる。
ところが最近は街頭演説にも野田佳彦が顔を出す。
白けること夥しい。


いずれにしても野党時代の自民党が、現野党の参考にな
る。
もっと戦術、戦略を深め、自民党を追い詰めなければな
らない。
その必死さ、国民の側に立った懸命さが、野党の追及か
らは伝わらない。


森ゆうこの追及は、官僚を上回る入念な資料収集と、論
理的な思弁との間に、与党の対応に対して感情(国民の
気持ち)を入れた。
見事な追及であった。


実は自民党にも、内心では総理の犯罪を確信しており、
「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する」とい
う英国の歴史家ジョン・アクトンの言葉を噛みしめてい
る人は少なくない。


総理の犯罪など、野党ばかりか、よほどのバカを除いて
与党も疑ってはいないのだ。
官僚も、国民も、メディアも疑ってはいない。
しかし、安倍晋三を退陣にもっていけない。
そこがいかにも日本的なのだ。


韓国など、安倍より遙かに軽微な罪で朴槿恵(パク・ク
ネ)は退陣に追い込まれた。
収監までされている。


(「その2」に続く)