riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

レイプは生涯にわたる魂の殺人 (その2) ◆兵頭さんからのメール

◆ レイプは生涯にわたる魂の殺人 (その2) ◆ ━━━━━━━━━━ 2 再調査は第三者の調査委員会でやるべきだ 自民党村上誠一郎・元行革担当相が、加計学園事件に ついて、こう語った。 「政治や行政は公平・公正にやることが一番大事なこと だ。 それに対して疑惑を持たれるようなことは、為政者は注 意の上に注意すべきだが、残念ながらあまりにも脇が甘 かったんじゃないか。 与党だから言いづらいが、ああいうふうに新聞報道や (前文部科学事務次官の)前川さんの人格をおとしめる ようなことを時の為政者がやるというのは非常にまずい。 それで(疑惑を)打ち消そうとするならば、逆に国民の 皆さん方の信頼を失うんじゃないか。 私は猛省してもらいたいと思っている」と語った。 (「加計学園問題「猛省してもらいたい」村上元行革 相」) http://bit.ly/2t60J5R 村上は自民党の良識派なのだろうが、数が少ないようだ。 それに認識がまだ甘すぎる。 安倍晋三のやっていることは、公平・公正に疑惑を持た れるようなことではない。 意識的に国家国政を私物化し、内閣人事局を利用して身 内に利益誘導を図ったのである。 脇が甘かったのでもないのだ。 前川喜平の人格をおとしめたのは非常にまずい、といっ たことでもない。 かりにひとりの前川喜平が出なかったら、安倍自民党の 腐敗は、さらに深化していたであろう。 自民党に自己浄化力がないから、前川喜平が出ざるをえ なかったのである。 安倍晋三が、文科省の再調査などと、猿芝居をはじめた。 この狙いは、野党にとっては、ガス抜きであり、文科省 にとっては粛清である。 一歩前進などではない。 百歩後退である。 これで安倍晋三は再調査の結果を待ちたいと逃げ口上に 使える。 再調査については、こんなツイートが目についた。 「望月衣塑子(いさこ 注 : 兵頭) 加計疑惑で前川氏に続き、現役職員達の勇気ある告発と 世論の批判に、文科省(実態は官邸)は再調査を決定し たが、松野大臣「調査は文科省内だけで」それでは、ど んな結果が出てもまた官邸の意向に沿う結果しか出ず、 真相は闇の中へ。 官邸や文科省から独立した第三者の調査委員会が必須だ。 加計疑惑で前川氏に続き、現役職員達の告発と世論の批 判に文科省(実態は官邸)が再調査を決定も松野大臣 「調査は文科省内だけ」。 知りたいのは、調査当初から文書の存在を訴えた職員達 の話がないものにされ、大臣や官邸がどう動いていたの かだ。 調査は文科省だけに留まってはならない。 加計疑惑で再調査決定も松野大臣 「文科省内だけ調 査」。 獣医学部新設を主導したのは、総理官邸の意向を受けた 内閣府だ。 内閣府の調査もせず、疑惑の解明はできない。 中立的な第三者による内閣府文科省、官邸への調査が 不可欠。 http://bit.ly/2sabpDc 市民メディア放送局 日本政府が文科省の事務方に対して『国会が終わるまで 再調査の報告を出すな』と命令していた疑惑が浮かび上 がってきました。 民進党加計学園疑惑調査チーム会合 2017年6月9日そ の2 https://www.youtube.com/watch?v=K8sMv0WoJHE& feature=youtu.be 」 (引用終わり) 官邸や文科省から独立した第三者の調査委員会が必要だ。 そうでなければ、今回のように、圧力を加えた加害者の、 内閣府の調査はしないと逃げることになる。 加害者と被害者の両方とも調べるには、政権から独立し て大幅な権力を与えた第三者の調査機関を作らねばなら ない。 3 レイプは生涯にわたる魂の殺人 官邸お抱えレイパーの山口敬之の事件は、このままに済 ませてはならないだろう。 被害者の詩織が捜査中の屈辱を『女性自身』に語ってい る。 権力による、セカンドレイプについては、もみ消し中村、 フェイスブックでの「いいね」昭恵、検証拒否の松本純 と続いたのだが、捜査中にもそれがあったことが、詩織 の証言でわかった。 「捜査員のみなさんから、『処女ですか?』と質問され ました。 『なんのための質問ですか?』と聞いたら、『聞かなく てはいけないことになっている』と。 捜査のガイドラインに載っているんだと思いますが、そ うならとてもおかしいことだと思います」 そう話すのは、元TBSのジャーナリスト山口敬之氏 (51)から、レイプ被害を受けたと訴えているジャーナ リストの詩織さん(28)。 詩織さんは5月29日、山口氏が不起訴処分になったこと を受け、検察審査会に不服申し立てをしたあと“実名・ 顔出し”の記者会見を行い、注目を集めた。 記者会見後は、「売名行為だ」といったバッシングもあ り、「1週間ほど固形物が喉を通らなかった」と言うほ ど、詩織さんは強いストレスを受けていた。 しかし、冒頭のような警察の捜査態勢をはじめとする、 性犯罪被害者がバッシングを受けるような状況を「変え ないといけない」という強い思いから、記者会見から約 1週間後の6月7日、詩織さんは再び心境を語る決意をし た。 「捜査の過程では、被害者として耐えられないことがた くさんありました。 所轄の高輪署では、男性警官がいる前で私が床に寝転が り、大きな人形を相手にレイプされたシーンを再現させ られました。 さらにそれを写真に撮られるんです。 口頭で説明すれば状況はわかることなのに、なんでこん な屈辱的なことをしなくちゃいけないのか。 ほんとうに苦しかった……」 詩織さんの口からはまさに“セカンドレイプ”のような 捜査の実態が語られた。 8日、性犯罪に関する刑法の厳罰化に向けた法改正が衆 議院で可決された。 しかし詩織さんは「こういう捜査の方法から変えていか ないと、被害者が警察に届け出できない。 いくら性犯罪の法律が厳罰化されても救われない」と指 摘する」(「「処女ですか?」と聞かれ…詩織さんが語 る“捜査中の屈辱”」) http://bit.ly/2t5INIn 引用が長くなるのでここで止めるが、読者の皆さんには ぜひ全文を読んでいただきたい。 後は、わたしの方で要旨を箇条書きにして紹介する。 1 知人からレイプ被害を受けたと訴えた場合、「合意が あったのでは?」と被害を受けた側が疑われ、被害届を 受理されるのも難しい現実がある。 2 警察からは「君の経歴に傷がついてしまう。 いままでがんばってきた勉強も全部水の泡。 あなたも傷つく、家族も傷つく」などと被害届を出すの を思いとどまるように説得された。 3 日本には、性被害について語ることは“タブー”って いう空気があって、被害者自身が話せない状況が作り上 げられている。 タブーを壊して話せる社会にしないと被害者は助からな い。 4 社会に根深く残る性犯罪被害者に対する“偏見”があ る。 記者会見のあと、着ていたシャツの「胸元が開きすぎて いる」として、「隙のある服装をする被害者が悪い」と いう被害者に責任を押しつける風潮がある。 5 自分が黙っていたら、現状を変えられない。 「まちがっていることは、まちがっている」と、きちん と話せる社会にしたい。 以上であるが、この問題で重要なのは、詩織の純粋な動 機とは違って、政治の意図が介入してきていることだ。 詩織の場合、加害者が山口敬之であったことから、他の 性犯罪とは、まったく様相が異なってくる。 その浅ましい政治は、与党ばかりか野党にも及んでいる。 「ヤマダキヨタカ 詩織さんが記者会見した直後に安倍は北村滋と会い、翌 日は中村格とも会っている。 中身は恐らく検察審査会での対応。 想定される手口は、11人の審査員の内6人以上を政府側 の人間を送り込み、その上で確証級の捜査資料は提示せ ず、後は不起訴相当に誘導していく。 これは甘利の時にも使われた疑念が有ります。 山口二郎 レイプもみ消しの主犯とされる警察官僚を国会に呼ぶこ とに民進党が及び腰と言われている。 民主党政権時代にも当該官僚に汚れ仕事を頼んだからと も聞く。 そんなことでは安倍政権は倒せない。 肉を切らせて骨を断つ覚悟が必要。 返り血を浴びてもやり抜け」 (引用終わり) これからは検察審査会が問題になる。 わたしのメルマガの読者にはお花畑の住民はいないと思 うが、日本は法治国家でも民主主義国家でもない。 検察審査会に裏から手を回して、山口を不起訴にする可 能性は存在する。 ただ、それによって自民党と山口が失うものは決定的に 大きいであろう。 また、民進党は、相変わらず、ヘタレ政治をやっている。 これだけ話題になっているのに、党内事情を優先して、 身を切る覚悟でひとりの性犯罪の被害者を助けようとし ない。 何も犠牲は払わないのだ。 国民はよく見ており、下手をすると、全国の女性を敵に 回すことになるかもしれない。 (「その3」に続く) ・‥…━━━☆ 今日も最後まで読んでくれてありがとうございます