ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣
Sergei Polunin - Grand Pas from the ballet Paquita
Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelle
美しき異端のダンサー、セルゲイ・ポルーニンが来日「世界に足りないものを補うことが芸術の役割」
2017年4月28日 14:00
イベントでは、東京藝術大学美術学部准教授でクリエイターの箭内道彦氏が聞き手を務め、映画や芸術について質問を投げかけた。芸術をどう捉えるか?と尋ねられたポルーニンは「美をつくり、人の心に通ずるもの。日々の生活が完璧であったなら、アートはいらないと思うのです。世界には足りないものが多く、それを補うのが芸術だと思います。戦争やテロなど悪いことが溢れているからこそ、芸術は優雅で美しいものとして存在する。芸術家は世の中を導くことが出来る存在、政治家もクリエイティブなビジョンを持つべき。どんな仕事であってもクリエイティブであれば、みなアーティストだと思うのです」と持論を述べる。
若者へのアドバイスを求められると、「勇気を持ってください。例えば、飛行機が離陸するとかなりの高度を持った場所で安定しなくなる。そうなると、安定する場所まで降りようとするのが人間の性質だと思うけれど、安定しない高さで、高いまま必死に維持しようとする、そういうイメージを私は持つようにしています。失敗を恐れず、そうすると前進することが怖くなくなるのです。そして、自分にとって心地のよい環境を探すこと。孤独を恐れず、静けさの中に身を置くこと。本の中にすべての答えがあるわけではありません。自然のエネルギーに耳を傾けると、自分しかわからない答えが見つかることがあります」と助言する。
最後に、自身のゴールを問われると「世界を一つにすることがアーティストの仕事だと思うのです。このことに気付くのに何年もかかってしまいましたが、地球上に人間がいて、家族があって、愛があって、国や文化が違っても基本的には同じこと。国境はいらないと思います」と穏やかな口調で語った。
美しいパワフル超絶技巧目を見張ります。空中でとまってる
私、何をぼんやりしていたのか全然知らなかった、バカ、バカ
生で彼のクラッシックバレエ観たかった
なにしろあの美貌と才能ですから。
ブログ友、お二人がUPされてるドキュメンタリー映画です。
mimiさん←mimiさんのその記事が見当たらない。
ああ、久しぶりにのめり込める映画です。
昨日の映画は治安維持法で逮捕され非業の死を遂げた映画でしたから。
このジャンプ、超絶技巧は、出来たら生や大画面で観たいですね。
生まれた時から体が柔らかく看護士が怖がるぐらい、足が開いたそうです。
始め体操をやっていてお母さんが彼の才能に気がつき、バレエの道に。
何でも芸術の道を歩くのは費用がかかる、父や祖母は外国に出稼ぎ
挙句に両親が離婚、お父さんさすが似ていてハンサム
彼が大成功収めても給与はそれほどでなく、その地位は一度つかんだら盤石という事はない、けがや心の病気もあります。
母親に支配されたと思いこむなどの悩みがあったのでしょう。
軍人が飲むような薬や痛み止め、心臓の薬飲み奮い立たせて舞台へ
常人では出来ない素晴らしいバレエ踊るためには天賦の才能のほか
とんでもない努力、修練が必要。
毎日の稽古は地味、これに耐えられる人、これが楽しみでなくては
務まらないでしょう。
2012年スパルタクス名古屋公演←
があった時は手術の後で行きそこなってしまいました。オケがつくので高い事もあります。
熊川哲也さん(Kバレエ カンパニー)バレエを使命とし生を受けた者は、その人並み外れた才能が、幸福だけでなく、人生の呪縛になり得る事実を見事に描いている。
昨日、ミュージカルの井上芳雄の最初のダンスの先生がテレビに出て井上君が芸大に合格した時の事を涙ながらに語ってましたが
この映画でも最初のバレエ教師を訪問する良い場面があります。