riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

続座頭市、海老蔵・寺島しのぶ六本木歌舞伎

「六本木歌舞伎 第二弾『座頭市』」公開舞台稽古 市川海老蔵 寺島しのぶ

 
イメージ 1
 
 
寺島しのぶ
赤目四十八瀧心中未遂」のちょっと前から気になっていました。
 
あの衝撃的なポスター、背中一杯の入れ墨の若い女性
 
赤目四十八瀧心中未遂」の薄幸のヒロインを演じたいと読者カードに書いて送ったしのぶさん、両親の反対を押し切って出ました。これは大正解
ヌードが売りの映画ではありません。
 
出世作ですね。
 
ジョニーは戦場へ行った』と、江戸川乱歩の短編小説『芋虫』をモチーフにしたオリジナルストーリーで、戦争に翻弄された1組の夫婦の姿を通して戦争がもたらす愚かさと悲劇を描いている。
2010年ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品し、寺島しのぶが最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した。同映画祭では、授賞式に参加できなかった寺島の代わりに若松孝二監督が壇上に上がり、寺島から届いたメールを読み上げた。
 
歌舞伎をやりたかったしのぶさんの強い想いが実ったのだから観なくてはと。
WOWOWで放送するからと思ったけど録画忘れ(今週再放送あり)
麻央さんが亡くなり、
チケットも完売になりがっかりしていたら
 
空席が出てきたのでゲット、A席は取れずB席一番前、
花道は見ずらいけど放送で埋めましょう。
 
冒頭Tシャツ姿の海老蔵にびっくり
 
その後一瞬にして動画の赤い衣装に替わります、
 
これは歌舞伎らしい、早変わり。
 
他の役者もネックレスしたりきらきらなものを付けています、
幕間に役者が話していたのですが
 
江戸時代が100年後の今も続いてる設定らしいです。
 
歌舞伎初心者のためかわかりやすい舞台です。
 
 
日本版ロミジュリの携帯やヒョウ柄より良かった
あれは白けました。
 
せっかくフランス版ロミジュリが良かったのに変にかえないでほしい。
 
本家も衣装など変更しがっかり、初演が素晴らしいのに。
なぜかえたがる
 
 
脚本=リリー・フランキー 演出=三池崇史.(ちょっと苦手なので心配しましたが良かった)
 
 ○キャスト. 市川海老蔵寺島しのぶ市川右團次市川九團次大谷廣松/片岡 ...
 
子供の時観た時代劇映画は主人公を慕う女性がほとんど悲劇に終わるのが不思議でした。男性から見た都合の良い女
 
座頭市もすっかり勝新から海老蔵にバトンタッチされましたね。
 
しのぶさんもテレビではもう舞台に上がりたくないほど落ち込んで
海老蔵に励まされてましたが。
 
今日は愛嬌ある可愛い声がよく通り、何回もの早変わり、
舞踊、おいらん道中まで様になっています。
役者は愛嬌です。故勘三郎もそうでしたね。
 
 
猿翁の面影、雰囲気伝える右團次、好きですが
なぜか時々台詞が聞こえませんでした。
 
九團次は今度名古屋の能楽堂で公演するので、前のページの瓦版屋の
扮装でロビーで宣伝してました。
 
九團次は玉三郎に可愛がられ
関西の歌舞伎役者の養子だったのに
歌舞伎以外の舞台に出て勘当されてしまいました
 
海老蔵に拾われて良かったですね。
 
海老蔵は華があります。宙乗りは3階席がお勧め、手が届きそうな気になります~
 
歌舞伎役者の殺陣は綺麗、
歌舞伎役者はお百姓から殿さま、将軍、帝まで何でも演じます。
 
本格的な歌舞伎が観たくなります。
 
 追記
主役二人の濡れ場はなんとアドリブ、息があっていて笑わせてくれます。
脱がなくても、セクシー、嫌らしくありません。
さすが幼馴染みかな
 

海老蔵さん、子供の時に寺島さんに飛び膝蹴りをくらわされたこともあるという.

 

自分も歌舞伎をやると思っていたら弟だけ、

踊りなどのお稽古にも行かなくなりスポーツ少女だった。

 

稽古に行かなくなった事は今回後悔したと。

 

母も有名なので随分悩んだことでしょう。

人間はコンプレックスをばねに大きくなれるのですね。

 

勝新太郎さんの人気シリーズを、リリー・フランキーが新解釈で脚本を執筆。海老蔵の代名詞である眼力を封印する狙いだったが、しっかりと「にらみ」も見せ、仕込みヅエでの流れるような立ち回りも披露し「意気込みは特にない。今日の通りにやれればいい」と手応え十分の様子だ。

一方の寺島は、盲目の女中見習いのおすずと花魁(おいらん)の薄霧の1人2役で、花魁道中や衣装の早替わりなどにも挑み「他の皆さんはプロだから慣れていらっしゃるけれど、本当に大変。疲れ切って燃えカスのような初日にならなければいい。皆、私のことを女と思っていない」と不満たらたら。2人の共演は1995年の新派公演以来22年ぶりだが、海老蔵は「音羽屋のお嬢さんですから、歌舞伎の名目の舞台でご一緒できるのはいろんな意味で感慨深い。もしも男だったら、とついそういう目で見ちゃう」と称えた。

しかし、花魁として市に迫る場面では太ももをあらわにする熱演で海老蔵を翻ろう。帯で縛られるひと幕もあり、海老蔵は「そういうのが好きなの? 私はジャパニーズなんで、フレンチじゃない」とタジタジになりながらも、寺島の夫の国籍をネタにするアドリブも披露した。

http://eiga.com/news/20170203/23/