2018-01-29 女神の見えざる手 映画 www.youtube.com 予告編観たらカッコいい女性が主人公で評判も良いので 放映終了間際に映画館へ。 若松監督の小さな映画館で上映。 数人しか観ていなくて意外。満足度第一というのに。 テレビ放送があったら又じっくり見たい映画です。 2つの問い 素晴らしい脚本。ジョナサン・ペレラは独学で脚本を学び、これがデビュー作というから驚く。 政治の影の舞台で影響力を持つロビイストの実態も興味深いが、非常に深遠な2つの問いが主人公の行動を通じて観客に投げかけられる。1つは、目的の正しさをいかに掴むか。主人公は銃規制反対派からの打診を断り、銃規制推進派の小さなロビー会社に合流する。キャリアを取るか、信念を取るか。主人公は自らの信念を取る。あるいはこの選択もキャリアアップのためかもしれない。しかし、彼女は銃が社会にとって害悪であると確信している。2つめは、正しい目的のためなら何をしても許されるのかという問い。資金力のある大会社と政治家を相手にするため、主人公は非合法的な手段も、同僚を犠牲にすることも厭わない。やがて彼女自身に嫌疑が向くが、最後の逆転劇でも主人公は最後まで「らしい」やり方をつらぬく。しかし、最後の一手で彼女が犠牲にしたものは今までとは違う何かだった。 冒頭からラストまで目が離せない一級品の映画だ。← 前半凄く早口で、毎日早朝から起きてる私は不覚にも眠気が襲ってきましたが、こんな能力のある人に憧れます。 日本にもこのような人が現れないのか。 銃社会のアメリカで、自分の信念を貫く。 私にはあれこれ言えない、知識不足ですが大した女性です。 天才的な戦略でロビー活動を仕掛けるエリザベス・スローン。真っ赤なルージュで一流ブランドとハイヒールに身を包み、大手ロビー会社で花形ロビイストとして辣腕をふるう彼女が、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。アイデアと大胆な決断力で、難しいと思われた仕事に勝利の兆しが見えてきた矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈し、重ねて予想外の事件が事態を悪化させていく。勝利の女神は誰に、どんな風に微笑むのだろうか…?← ジョン・マッデン ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、ググ・バサ=ロー、ジョン・リスゴー [女神の見えざる手 上映時間:132分 ] 女神の見えざる手:公式サイト