民藝の日本 柳宗悦と「手仕事の日本」を旅する
やはり民芸好きです。
北海道から沖縄まで美しい手仕事の数々
今ではガラスの材料に使用される鉛の量が制限されているので同様の輝きが出ない三段重
最初に展示されてるのが日本民芸館でも観た染付秋草文面取壺
この優しい花柄に私も惹かれました。
「道 白磁の人」公開ありがとう~←2012年に観た映画
道 白磁の人公式サイトhttp://hakujinohito.com/index.html
今は高価な美術品になっていますが、この映画の主人公浅川巧が生きた時代は二束三文で失われようとしていたものです。
憎しみ、蔑みあう中に生まれた奇跡の美しい友情の物語です。
山の緑や骨董がお好きな方にも是非見ていただきたいです。
国の教育による恐ろしい抜きがたい差別感だと思います。
浅川の母は息子を失って理解できたことがあります)
堀部圭亮(最も避けようのない理不尽の象徴、冷酷さが上手い!)
(大杉さん、残念です)
山梨の山、緑の大地から始まり最後は二人で植えた朝鮮五葉松の成長した姿が感動的にあらわれます!
「冬萌の朝 新・白磁の人と柳 兼子」
仲村さんhttp://blogs.yahoo.co.jp/miyasitama2000 から送って頂いた本の感想です。
兼子さんの映画、伝記を読み、柳に苦しめられた事、戦後引き上げてきた浅川母子との関係がこの映画で繋がりました
柳愛用の濱田 庄司作の土瓶もこのみ。
1914年(大正3年)、中島兼子と結婚、兼子は近代日本を代表するアルトの声楽家だった。インダストリアルデザイナーの柳宗理は長男、美術史家の柳宗玄は二男、園芸家の柳宗民は三男。甥に染織家の柳悦孝、美術史家の石丸重治、法学者の今村成和がいる。
宗民氏はテレビ趣味の園芸に出演されてました。
鑑賞してると何やら大工仕事のような大きな音が、
やかましくて閉口しました。
会場出てわかりました。
真鍮スプーン作るために叩いていたのです。