イ・ビョンホン最高傑作かも「それだけが僕の世界」
入念に役作りをすることで知られており、サヴァン症候群についても徹底的にリサーチを行ったそうです。視線や振る舞いなどを習得し、それらを演技に落とし込み、ジンテという心優しい男性像を見事に作り上げました。
母からの愛を一身に受け、幼馴染の大家の娘とは仲睦まじく、そうした点でも兄とは正反対なのですが、その愛が、少しずつ、兄にも届いていく様が、豊富なエピソードともに綴られていきます。
また、ピアノに関しても、撮影の三ヶ月前から猛特訓を行ったということですが、多少の心得はあったとしても、三ヶ月でここまで完璧なものに仕上げられるのかと驚かされます。引用終わり
若い女性が良く笑い泣いていました。若い男性の観客もいました。
どの人物もよく描かれています。音楽の力もあります。駅ピアノならぬ街ピアノ。
この弟役が可愛い、どこかの国で自閉症児を堕胎するといってましたがそれは恐ろしい。この子の存在で家族が救われることもあるでしょう。
演奏シーンにも大感激。
ネタバレになるので母親のことなど多くは語れません。
ご自分で確かめてくださいね。