riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

続「動物園巡礼」

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「動物園巡礼」には著者遠影しかなかったのでこれを拝借。
 
 
 
この先生の「動物園巡礼」が面白かったので今は👇読んでいます。
『戦争という見世物 日清戦争祝捷大会潜入記』(ミネルヴァ書房〈叢書・知を究める〉、2013年)
木下 直之(きのした なおゆき、1954年昭和29年) - )は、美術史家東京大学教授(文学部思想文化学科および大学院人文社会系研究科文化資源学専攻)。専門は、博物館学日本美術史、写真史、見世物史。
1991年平成3年) - 倫雅美術奨励賞受賞。 1993年(平成5年) 1995年(平成7年) - 兵庫県立近代美術館学芸課長。 1996年(平成8年) - 重森弘淹写真評論賞。 1997年(平成9年) - 東京大学総合研究博物館助教授。 1998年(平成10年) - 東京大学構内に残る明治以来の教授たちの肖像画銅像を集大成した『博士の肖像』展を企画。 2000年(平成12年) - 東京大学大学院人文社会系研究科(文化資源学)助教授。 2001年(平成13年) ~ 2003年(平成15年) - 国立民族学博物館助教授併任。 2004年(平成16年) - 東京大学教授。 2005年(平成17年) - 静岡県文化奨励賞を受賞。 2008年(平成20年) - 『わたしの城下町』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。 2015年平成27年) - 春の褒章で紫綬褒章を受章。 2017年(平成29年)4月1日 - 静岡県立美術館の六代目館長に就任。
 
 
この先生は「世紀の大問題、股間若衆 男の裸は芸術か」
なんて本もあります( ´艸`)
 
「動物園巡礼」から
戦後アメリカ兵は入園無料だった、上野動物園
 
京都植物園なども米軍に占領されていた。
 
今は日本全国
 
 
 
 
東山動物園が開園した時点でライオンは6頭いた。p166
 
白菊、さくら、諏訪、浪速、霞、恵比寿と呼ばれたいずれも京都、東京、神戸、大阪の動物園生まれ
 
ある日突然恵比寿がさくらを襲いさくらの咽頭部に食いついたまま離さない
 
いくら威嚇しても離さず さくらは絶命
 
ストレスだったのか、無柵放飼場でも。
 
こんな話、ほかでは聞いたことがない
 
秘密主義だから猛獣の雄雌同居に消極的なのか
 
 
1944年米軍の空襲の最中にライオンを射殺
 
北王園長は最後まで猛獣処分に抵抗したことで知られる
 
 
現在日本にいるゴリラはわずか25頭
 
シャバーニは兄ハオコと来日するも、ハオコは上野へ、シャバーニは東山へ生き別れ
ゴリラは繊細、すぐ軟便。
 
コンクリートの飼育舎に閉じ込められ、その生活を人間から眺められることがいかに苦痛に満ちたものであるかがよくわかる。
 
戦後酔っ払いが侵入し、ゴリラを威嚇、追い回し、ゴリラを真似して、胸をたたいて気勢を上げた。
 
 
暴漢も再び侵入、投餌防止看板を引き抜いてゴリラを脅した。
人ほど怖いものはない
 
 
 
東山のアイは生まれて1時間後に死んだオスの子を離さずようやく3日目に離した
 
父という余分なもの 猿に探る文明の起源 山極寿一
 
 
ゾウが欲しいと思った将軍吉宗。
 
爵位がないと御所には参内出来ないのでわざわざ「広南従四位白象」に叙せられている。
 
 
「ハリボテの町」朝日新聞社1995木下直之