100分で名著「大衆の反逆」スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセット
「他人と同じことを苦痛に思うどころか快感に感じる」人々でした。急激な産業化や大量消費社会の波に洗われ、人々は自らのコミュニティや足場となる場所を見失ってしまいます。その結果、もっぱら自分の利害や好み、欲望だけをめぐって思考・行動をし始めます。自分の行動になんら責任を負わず、自らの欲望や権利のみを主張することを特徴とする「大衆」の誕生です。
恥ずかしながらこの本は読んでません、この番組の題名に惹かれて録画しました。
今の事ではありませんか、1世紀前に書かれたのに。
私はは親に絶対流行のものは買ってもらえず一人で生きろと言われて育ったのでこういう「大衆」は驚きです。
この大衆はエリート対大衆の大衆ではありません.
エリートでも大衆に入る人がいます。
ヘイトや弱者を攻め立てる人々には恐怖感じます。
そこには異なる他者への寛容が含意されている、多数派が少数派を認め、
その声に注意深く耳を傾けること。
敵と共に共存することにこそリベラリズムの本質がありその意思こそが歴史を背負った人間の美しさ