マヌルネコの赤ちゃん、公開(^^♪とイリオモテヤマネコの赤ちゃん
準絶滅危惧種「マヌルネコ」公開始まる 那須どうぶつ王国
国内では展示が珍しい「マヌルネコ」の雄と雌の赤ちゃん計2匹の公開が13日、栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国で始まった。初日は公開イベントが行われ、愛らしい姿を一目見ようと多くの来園者が列を作った。
【動画】元気に走り回るマヌルネコの雄と雌の赤ちゃん
開始前に200人を超える来園者が並んだイベントでは、同園の飼育員と獣医師がマヌルネコの特徴や魅力、育てる難しさなどを説明。展示が始まると元気に走り回る2匹を多くの来園者がカメラに収めていた。
家族と訪れた小山市間々田東小3年上野蒼太(うえのそうた)君(8)は「仲良さそうにじゃれ合っていてかわいかった」と笑顔で話した。
午後1~3時を除く開園時間中に公開。
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イリオモテヤマネコを撮影 子猫、側溝からひょっこり
沖縄県竹富町の西表島で、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のイリオモテヤマネコの姿が撮影された。環境省西表自然保護官事務所は「目撃情報はあるが、写真撮影されるのは珍しい」と話している。
【写真】車道脇の側溝から出てきたイリオモテヤマネコの子猫=2019年6月30日、沖縄県竹富町の西表島、設楽拓人さん撮影
撮影したのは、琉球大熱帯生物圏研究センター西表研究施設特命助教の設楽拓人さん。6月30日昼過ぎ、車道脇にいた1匹が茂みに入るのを見た。そのまま近くにいると、後を追うように側溝から写真の子猫が現れたという。
西表島では昨年、イリオモテヤマネコが被害に遭う交通事故が過去最悪の9件にのぼり、環境省と竹富町が非常事態宣言を出した。今年はまだ事故がないが、設楽さんは「島を訪れた人には安全運転をしていただき、事故が減ってほしい」と願う。(大和久将志)
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