貧しい母子家庭、給食のない夏休みをどう過ごす? 中島信子さんの児童文学「八月のひかり」
大人にこそ読んでほしい「八月のひかり」
先進国?の中で異常に貧困率が高い!
7人に1人が貧困!
お忙しくて20年ぶりに書かれた著作です。
編集者が貧困を書いて観ないかと、偉い!
日本は見せない貧困、見せるといじめに遭ったり余計悲惨になると。
人生の道しるべ 聞き逃し配信
中島さんはこの本を書いていると主人公が立ち上がって来たと。
こういう話はほかの作家からもよくききます。
小学2年生の勇希は水道代を節約し、お風呂の代わりに学校のプールのシャワーで体を洗う。5年生の姉・美貴は、母がスーパーに出勤して不在の昼、焼きそばを1玉だけ調理し、弟と分け合う。
子どもの7人にひとりが貧困状態といわれる。「今でも学校給食で生きている子がいっぱいいる。空腹との戦いという意味では戦中戦後と変わらない」と1947年生まれの中島さん。
ただ、現代ならではの子どものつらさに目を向けた。「私たちは、みんな当たり前に貧しかったけれど、お金さえあればなんでも手に入る世の中で、何も買えない子どもはいったいどうすればいいのか」
執筆にあたり、学校給食のない期間、ひとり親家庭を支援するフードバンクに取材を重ねた。「見せない貧困」という言葉が印象に残った。貧しいといじめにあう。だから「普通」のふりをしなければいけない。美貴は、学校には「会いたくない友達」しかいない。
弱い体にむち打って働く母親の代わりに、美貴は懸命に家事をこなす。支え合う家族はあくまで美しく、ひたむきに描かれる。だからこそ、かなしい。
「日本は一見平和で、東京五輪に向かって突き進んでいるけれど、悩みを抱えた子どもたちがたくさんいる。それを大人にわかってほしいんです」(興野優平)=朝日新聞2019年8月14日掲載 リンク先より
魔の2歳児のいやいや期は自我が目覚め、人間に参加、
4歳で天使、親を超えて天使になる、親を許し生きられる。
3人兄弟の真ん中に生まれた信子さん
「にんじん」の世界!
父は姉を溺愛、
母は男の子がほしかったのに次に生まれたのが信子さんで疎まれたのです。
叱られて真っ暗な外に出されたことも度々。
小3の時珍しく弟が外に出され泣いているのでかわいそうに思い、
一緒に外に出た。
母は自分がそういえば弟を入れてくれると期待したのですが。
そのうち母は弟をうちに呼び戻したのに、彼女を家に入れなかった!
母は信子さんを押し戻し、「あんたは自分でそう言ったのだから外にいなさい」と!
私は良いことをしたのになぜ?
短大出て務めたが体を壊し母に「若いのになぜ働かないのか」責められて、自殺しようとした。
だがジェイン・エアのロチェスターにまだ会っていないと思い直した。
これをいやしてくれたのが教師であった夫、母の代わりに。
私は一人っ子で母が怖くて近所の人に継子?と言われたほどだったけど、
かわいがるときは「玉を磨くように育てた」と母に言われ続けた。
えこひいきする先生は直感で子供は 見抜く。。
子供を侮ってはいけません。