riboni5235’s diary

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「高校野球の開催は可能だった」感染症の専門家が語るゼロリスク思考の弊害

抜粋です
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-kentaro-iwata-2
大体炎天下で連続して投球させるなど狂気の沙汰と思っていました。体は若かくして破壊されます。コロナより。若い頑丈な体ならコロナ治ると。


Buzz·2020年5月26日
高校野球の開催は可能だった」感染症の専門家が語るゼロリスク思考の弊害
「相談・受診の目安」はお為ごかしだ
――厚生労働省は「相談・受診の目安」を作っていましたが、「37.5度以上の発熱が4日以上」などの基準が「受診抑制につながる」と批判を受けて、数値なしの内容に変更しました。先生は著書の中で、厚労省が絶対的な基準のように見せ、保健所がそれを四角四面に受け止めて患者に対応したことを批判しています。
要は責任を取りたくないのですよ。

医師も保健所もプロとして自分で判断すべき
――自粛していないように見える人を過剰に攻撃する、「自粛警察」や「コロナ自警団」のようなものも、それが理由でしょうか?
しかし、むしろウイルスよりも人間のほうが怖い。球児が感染した、となると高野連は過剰なバッシングに合う可能性が高いし、野球部や学校も理不尽なまでに責められることでしょう。「高校野球」は他の高校スポーツと異なり、多くの人が前のめりになって、過剰なまでに感情移入することがありますから。

そういうのを突き動かす最大の理由は恐怖だと思います。感染症は目に見えないですから、もともと恐怖を惹起しやすいのです。
手練れの感染症の専門家たちは「目に見えない病原体」に慣れていますから、冷静に対応しているのですが、対応したことのない人は怖いでしょうね。
「コロナと生きる」ために、ゼロリスク思考はナンセンス
――一旦収束したとしてもウイルスが消えたわけではありません。「ウィズコロナ」とか、「コロナと生きる」という言い方が出てきて、コロナと共存しながら日常生活や社会生活や経済も回していかなければいけないという方向に動いてきています。それは、恐怖で行動を縛ったり、ルールを守らない人を攻撃する方向と矛盾する気もします。
コロナは対応が難しくて、感染者の数が少ない時は怖くないのです。
――感染した人の謝罪もですね。
謝罪もやめたほうがいいし、叩くのもやめたほうがいいし、どこへ行ったということを根拠に叩くのもやめてほしいです。